伊豆急8000系

東急線時代と変わらぬ特徴ある警笛を鳴らしながら、ついに「なつかしの8000系」
イベント列車が伊豆高原駅の2番線ホームに入線してきました!

伊豆高原側は事前の告知通り赤帯をまいた編成でしたが、
こちらも前面は方向幕(終日 伊豆高原を表示)に変更されており、
東急線時代の姿を思い出させるのには十分すぎる見事な仕上がりぶりです(笑)

早速ホームに到着した編成を間近で見るべく、私たちも再度ホームへ-。



伊豆急8000系

まずは編成の連結面へやってまいりました。

ここで見事と思ったのが編成の組成方法-。

銀一色の編成はTB編成と言い、伊豆高原側は電装化されたクモハがおり、
特徴的な形状の小型クーラーに「ちょんまげ」を思わせるシングルアームパンタグラフが
搭載されており、東急線時代の姿とは似て異なります。

一方赤帯編成はTA編成と言い、伊豆急下田側は中間電動車を先頭車化改造したクモハがおり、
乗務員室付近の側はコルゲートがなく、ステンレスの仕上がり状況も異なっているほか、
前面には急行灯がないなど、こちらもオリジナルの姿とは似て異なります。

これら両先頭車が編成の中間に封じ込められているので、沿線で撮影する分には上下線とも
東急オリジナルの姿に近い前面の写真が撮れるーという訳です。

とは言うものの、連結面の両先頭車の方向幕はちゃっかり白地に黒文字ベースの物と
差別化が図られていました。

…さすがは伊豆急行、東急グループだからこそ出来る?演出といったところでしょうか(笑)



伊豆急8000系

またまたホームで大量の写真撮影を行った後、ついに「なつかしの8000系」に乗車します。

一応ツアー自体は定員制とは言え、車内は完全に自由席とのことだったので、
写真撮影に夢中になっていた私たちは人気の海側ボックスシート!は当然確保することができず、
道中はロングシートに横一列になって座ることに-。

…まさにとことん「なつかしの8000系を体感する」モードですね。


席に座ってから数分後の11時12分-。
ついに「なつかしの8000系」は多くのツアー客と関係者たちを乗せ、出発です!


⇒次回へ続く