フローベルデ 千曲川橋梁

今回は残った橋梁の各部分を一気に組み立ててまいります。


・・・といっても、作業自体は

①カッターナイフでシートとパーツの繋ぎ目を切る。

②ピンセットでパーツをつまんでクラフトボンドを塗布。

③別のパーツと接着し、組み合わせていく。

という行程を丁寧に行い続けるだけですので特に大きく難しいところはありません。

フローベルデ

また、以前よりも作り方の説明が写真や図面を多様されているなど、大変丁寧な作りになっており、フローベルデ様の初期の作品に付属していた説明書よりも大幅に改善されております。

そのため初心者の方でも時間さえあれば十分に理解し、作り上げられる仕様になっておりましたので、今回の記事では細かい行程を写真でアップすることはせず、このキットで一番のポイント?と呼べる部分だけ紹介したいと思います。

フローベルデ 千曲川橋梁

一番のポイント―。それはずばり、骨組パーツを接着する作業と言えるでしょう。

千曲川橋梁を構成する部品のうち、最も重要ともいえる側面部分は21本もの骨組みパーツを2つのトラスパーツで挟む、という構成になっております。骨組パーツを接着するトラスの部分は一本一本がとても細いので、特に細心の注意をはかる必要があります。

ポイントとしてはなるべくボンドの量ははみ出ないよう必要最小限に留め、垂直に接着できるよう定規(※あるいはパーツを取って余ったシートの切れ端などで治具のような物を作ってもいいかもしれません。)などを当てながらピンセットで一本一本骨組みを接着すると綺麗に組み立てられると思います。

また、かなり集中力を使いますので続かないようであれば無理はせず、いったん中断して後日に回すといった柔軟さで挑んだ方がいいと思います。

以上のポイントを守りながら少しずつ部品を組み立てていき、完成しました。
次回は作った部品を組み合わせて一気に完成へと持って行きます―。


⇒次回へ続く。