近江神宮前駅からは各自自由行動をとることにー。

私は当初、沿線で撮影をするつもりだったのですが、この日はなんと気温が37度(※翌日の天気予報から推定)もの猛暑日で、そこまで気力が湧かず(苦笑)、十数年ぶりの乗車ということで、近江神宮前ー坂本―石山寺駅と石山坂本線の全線を乗車することにしました。

京阪石山坂本線

ということでやってきたのは終点の石山寺駅。
ここ石山寺駅ではわずかな時間ではありますが、坂本行きと近江神宮前行きの列車が並びます。この日はたまたま運良く、ラッピング編成が2本並ぶという光景に巡り合えました。

(※もっとも、石山坂本線のラッピング編成はバリエーションがたくさんありますので案外チャンスは多そうですが。)

ちなみに写真左が「ちはやぶる」ラッピング編成、右側が「鉄道むすめ巡り'3rd'」ラッピング編成です。

京阪石山坂本線

その後は再び乗ってきた列車で折り返し、近江神宮前駅へと戻って錦織車庫を再び観察します。

現在の石山坂本線の主力車両である600形や、京津線用の800系など、様々な車両の構内入替を撮影することができましたが、ここで1つ問題が発生しました。

それは私が乗ってきた列車(※近江神宮前止まり)以降、坂本方面に向かう列車が全然やってこなくなってしまったのです。

これは何かあったなと思うと、浜大津駅周辺で撮影をされていた長谷川由香里様から「膳所本町で車両故障の模様」という連絡があり、列車が全く動いていないとのことでした。
・・・私にとっては十数年ぶりの訪問だったのですが、まさかの運転見合わせという思いもせぬ事態に。

京阪石山坂本線

やがて錦織車庫から600系の「坂本ケーブル」ラッピング編成が本線に出場、近江神宮前駅の石山寺方面のホームに入線してきました。

ここで驚いたのはなんと、行先が「石山寺」ではなく「坂本」-。
さすがに定期の運用ではないと思うので、車両故障を起こした編成の代走として坂本方面の列車として逆発するようでした。

・・・結果として思わず、当初撮ることができなかったであろうラッピング編成を撮影することができてこれはこれでありな展開にはなりました。とはいえ、列車がやってこない以上は動けませんので、しばらく近江神宮前駅で張りつづけることにしたのでした。

⇒次回へ続く