さて、まさかの運転見合わせになってしまった京阪石山坂本線ー。

浜大津駅周辺にいた長谷川由香里様の情報から推測するに、私たちの乗った1本後の列車が車両故障の当該だったようです。

・・・当然のことですが運転を再開するには本線上にいる車両故障を起こした編成をどこかへ退避させなければなりません。しかし石山坂本線で車両を退避させられるような設備は錦織車庫のあるここ、近江神宮前駅くらいしか思いつきません。

京阪石山坂本線

ということは、「しばらく待てば後続列車による救援運転でここまでやって来るのでは???」という結論に至り、ずーっとホームで待つことにしました。

するとー。

京阪石山坂本線

ホームで待つこと30分強ーゆっくり、ゆーっくりと当該列車がやってきました。

車両故障を起こしたのは、乗ってきた列車の1本後ということで石山寺駅で私が見た「ちやはぶる」ラッピング編成でした。・・・不覚にも私は車体前面に描かれているキャラクターの手が「こっちを撮るな!」とPRしているように見えてしまいました。

※実際のところは間違いなく、同作品のテーマでもある「かるた」の札に手をつこうとしている場面?ですね。同作品ファンの皆様に、この場を借りて不適切な発言をお詫び申し上げます。m(_ _)m


話を戻しましてー救援運転を行った編成に目を向けてみると・・・なんと、京阪特急色に塗られた600形ではありませんか!!まさかのラッピング編成×ラッピング編成という、一番豪華な?組み合わせでやってきました。

京阪石山坂本線

運が良かったのか悪かったのかはなんとも言えませんが、間違いなくめったに見えないであろう光景を撮り続けました。単純に喜んではいけない事態ではありますが、貴重な体験をすることができたのは間違いないでしょう。

さて、無事に錦織車庫に入庫した両編成の後は、坂本方面へ向かう営業列車が見える限りずーっと連続で止まっていました。

とりあえず無事に全線で運転再開したのでなによりでしたが、しばらくの間はダイヤが乱れているだろうということで、ものすごく暑い炎天下ということもあって、喫茶店でティータイム&クールダウンをすることにしたのでした。


⇒次回へ続く