こんばんは、谷風皐月です。

2月末にもなって、ようやく2015年初となる鉄道模型の新製品を購入してまいりました。
それがこのー。

MODEMO 東急150形

MODEMO「東急たまでんデハ150形”連結2人のり”(2両セット)」です!

私としては久しぶりとなる東急電鉄の軌道線であった旧玉川線の車両の導入です。

デハ150形は1964年(昭和39年)4月(※今からもう50年も前に製造された車両なのですね・・・)に登場した車両で、当時の東急電鉄の鉄道線で投入されていた7000系を小型化したような車両です。

張殻構造で丸っこい車体が特徴の「ぺこちゃん」ことデハ200形とは全く異なり、角ばった直線的な車体に一段下降窓、側面窓下にはコルゲート(※投入当初は鋼製、後にステンレス化)という、当時としては画期的な?デザインが特徴で、旧玉川線廃車後も世田谷線で長い間活躍を続けておりましたが、2001年(平成13年)に現在の主力車両である300系に置き換えられる形で廃車となりました。

ちなみにデハ150形が東急電鉄の旅客用車両としては最後の鋼製車体、釣り駆け駆動車となりましたので、車体は小さくても存在感は大きい車両でした。


・・・ざっと実車の紹介が終わったところで、早速製品をみてまいりましょう!

東急 デハ150形 模型

まずは封入されているステッカー類。

製品のままだと前面の行先表示は「渋谷」がデフォルトとなっており、また側面の「T.K.K」ロゴや出入口表示も印刷済ですので、ある程度はそのままでも遊べる仕様になっておりますが、「二子玉川園」や当時、玉川線の車庫があった「大橋」といった、往年を振り返れる幕の数々が封入されております。

また、これとは別に転写式の車番も付属されており、デハ150形の全4両(151号~154号)のなかから好きな番号を再現することができるようになっております。

・・・製品をパッと見た限り、やることと言えばこのステッカーの貼付けと、車番の転写くらいしか見当たらなかったのでさっさと作業をしてしまいます。

東急 デハ150形 模型

ということで、ご覧のような状態に仕上がりました。行先表示器は先頭部のみ「渋谷」から「二子玉川園」へ変更、また車番は151、152としました。

うーむ、さすがは東急電鉄の軌道線で活躍した各形式を発売されているMODEMO。
個人的にはばっちり実車の特徴をつかんでいると思いますので、非の打ちどころがありません(笑)

デハ80形、300系、デハ200形とどんどん玉川線の車両ラインナップが充実していく中で、出そうでなかなか出なかったこのデハ150形。ついに待望の発売となりましたが、その期待を裏切らないものになったと思います。

せっかく購入しましたので、いつか世田谷線祭りでもやりたいですね(笑)


ーおしまいー