上田電鉄 6000系

別所温泉駅から、別所線の撮影をしつつ徒歩で坂を下っていくことにした私たちー。

八木沢―別所温泉駅間と言えば、ほとんどの区間でこう配があり、最大で40‰にもなる別所線屈指の難所です。

が、この春デビューしたばかりの新鋭6000系にとっては全く問題ないかのように、軽やかに走り去っていきます。雄大な山を背景に上田へ向けて駆け降りる6000系の姿は違和感なく、バッチリ似合いますね。

上田電鉄 6000系

鉄道車両として誕生してからも、また別所線での活躍を始めてからも、もはやベテランといっていいレベルに達している7200系はちょっと苦しそうにこの区間を走っていますが、現在の主力車両である1000系やこの新鋭6000系は本当に軽やかに走り去っていきます。

当然のことながら、自分たちの足でこの区間を上り降りするにはある程度体力が必要です。
現にいまの私たち(私だけ?)なら難なく踏破できますが、これが何年先まで持つかは全くわかりませんので、きっと年々別所線が頼もしく見えてくるのでしょうね(笑)

上田電鉄 別所線

さて別所温泉駅から撮影場所を変えつつ歩き続けて途中、八木沢駅と舞田駅にも寄りました。

どちらも駅周辺に桜の木が植えられており、お花見だけでなく、別所線と桜の2ショットを撮るにもピッタリです。別所温泉駅よりも標高が低い分、桜の散り具合は別所温泉駅よりも進んでおりましたが、それでも関東近辺に比べればまだまだ十分愛でることができるレベルでした。

風が心地よい晴天下、別所線の撮影もできて、花見もできてと、一石多鳥の充実した沿線散歩はまだまだ続きますー。


→次回へ続く