マイクロエース 京阪3000系

ということで今回は【京阪電車旧3000系7両固定編成 7両セット】と、【京阪3000系テレビカー3次車 7両セット】を簡単に比較してまいりたいと思います。

ちなみに前者の品番はA-2852に対して後者はA-0661。

…これだけでかなり昔に発売された製品だというのがわかりますが、マイクロエースの公式サイトによれば、今回の【7両固定編成セット】が2016年(平成28年)5月発売で、【3次車7両セット】はなんと2004年(平成16年)5月発売!!実に12年もの差がありました。

ただ12年の時を経てもなお、バリエーションが増え続けているという点では改めて京阪3000系の人気の高さが伺えます。

ではもうちょっと細かく両者を見てまいりましょう。

マイクロエース 京阪3000系

まずはなんといっても塗色でしょう。

車体は「京阪特急色」ことマンダリンオレンジとカーマインレッドの2色ですが、【7両固定編成セット】の方はかなり明るく鮮やかな印象に対し、【3次車7両セット】は暗め?薄め?でどちらかというと渋い印象で、かなり両者に違いがあります。

ただ書籍やネットなどで見た限りでは、どちらのセットにも近い色合いの写真ないし画像がありましたので最終的には購入者の好みに委ねられる感じでしょうか。ちなみに私個人としてはどっちもありだと思っているのであんまり気にしていません(笑)

また車体だけでなく屋根、台車、床下機器のグレーも前者は全て明るめの色で、後者は暗めの色でまとめられておりました。

後は動力ユニットの構造が異なっている点や、動力ユニットカバーの色の塗り分け具合といったところなどは12年という時の流れの変化を感じさせますね。


マイクロエース 京阪3000系

あと、【7両固定編成セット】にのみ入っている8000系の中間車(8550形)ですが、こちらも手持ちの8000系のセット(品番:A-2850 or A-2851)と比較してみたところ、ほとんど(全く?)同じ色合いになっておりました。

8000系の旧色セットはいずれも2007年(平成19年)に発売されたようですが、3000系と違って塗色は特に大きな変化はなく現在に至っているようです。



私はくずはモールに保存されている3505号車くらいしか京阪旧3000系の実車を見たことがないので、鉄道模型で発売される(しかもバリエーション違いで)のは嬉しい限りですね。

12年前の【3次車7両セット】に今回発売された【7両固定編成セット】-。どちらも大事にして、他の京阪電鉄の模型たちと同様走らせたいと思います。


ーおしまいー