issです。こんばんは。
久々の投稿になりますが,本年もよろしくお願いいたします。

今回は,昨年末に登場した小型アクションカメラの話題をお送りします。



早速の車両搭載の画像ですが,これは株式会社ドスパラの上海問屋ブランドからリリースされた小型アクションカメラ「コミカム」です。昨年末の2016年12月27日に発売になったものです。

詳細は製品紹介ページ(https://www.donya.jp/item/74298.html)をご覧いただくとして,外形寸法が78.62×23.5×14.5mm(突起物を除く)とあり,ユニトラックの道床幅より狭いことにビビッときまして‥‥これはNスケールでも車載カメラ行けるな,と。そんなこんなで年初にアキバ詣をした際に入手してきました。

以下,簡単に遊んでみましたので雑感その他をまとめておきます。



車両搭載のベースはお決まりの鉄コレの足回り。
動力化によって余剰になる部分の有効活用です。



このカメラの特長しては,寸法のほかにマグネットによる固定ができるところにあり,鉄コレの床板を適当にカットして,そこにGM製のオモリを両面テープで固定することで,磁力でカメラが固定できるという寸法。実にお手軽に実装できます。
面ファスナーでの固定用に,手すり状の突起部がありますが,あちこちぶつかりそうな位置なので必要がなければ切り落としてしまっても良さそうです。

使い勝手の面では,スマートフォンやタブレットとWiFi接続をして専用のアプリで表示できる割と一般的なものかと思います。撮影・録画にmicroSDカードが必要というのもお決まりの構成でしょう。
どの程度の距離まで撮影画像の伝送・表示ができるかは評価待ちというところです。

このほか,製品仕様には使用中の充電についての記載が無く,バッテリーの持ち具合がやや不安(2時間充電で30分@WiFi接続時)でしたが,本体のLEDインジケータの点灯状態を見る限りは起動後にモバイルバッテリーなどのUSB電源と接続することで充電しながらの使用ができる様子です。

また,使用時には多少本体が暖かくなる感じでしたので,長時間の使用条件にはコツが必要そうな感じもします。とくに発熱(というか放熱)に関しては,カメラをバラして車両に組み込むような使い方では注意が必要かもしれません。
このあたりは今後,使い込んでいくことで,この製品の素性が分かってくるかと思います。



さて,最後になりますが早速手元の線路にカメラカーをセットしまして,試運転・試撮をしてみました。カメラから得られる画像・映像はこんな感じです。




個人的な感覚ですが,カメラの値段(購入時は税込み\6,480-)に対して,「想像していたよりも画質が良いな」という印象は持ちました。
もちろん割り切った性能の部分もあるとは思いますが,実用のレベルにはあると思っています。この辺りも各種要素技術の進化・発展のおかげだと言えましょう。

このような状況になると,以前のシステムとの並存・使い分けも考えていくことにもなりますが,そこは適材適所,うまく使っていければという感じでしょうか。
まずはこの「コミカム」カメラカーを使い込んで行きたいと思います。

<おわり>