会津田島駅から会津鉄道線の「リレー号」で終点の会津若松駅まで乗り通し、駅近くのお店でちょっと遅い昼食。さらにコンビニで飲み物などを調達した後はー。

SLばんえつ物語号

この日一番のメインイベントであります、「SLばんえつ物語」号に乗車します。

「SLばんえつ物語」号は1999年にデビューして以来、今年で19年目の運転となるJR東日本の人気列車の1つで、私にとっては実に17年振りの乗車です(笑)

牽引機であるC57-180号機は大変美しい状態のまま健在で、間近で見ようと、地元の方や乗客、同業者の方でホームの先端部はいっぱいでした。・・・やはり蒸気機関車の人気は圧倒的ですね。

一方の12系客車は初めて乗った時と内装、外装ともに大きく変わっており、時代の変遷を感じました。

SLばんえつ物語号

さて、今回の「SLばんえつ物語」号はせっかくなので7号車のグリーン車に乗車しました。

グリーン車の定員はわずか30名ということででしたので、連休期間ということもあって手配できるか心配していたのですが、無事に乗車することができました。

ただメンバーに聞いたところによれば新潟から会津若松へ向かう便はグリーン車が一番後ろになる分、展望室からの景色が圧倒的にいいことから桁違いに指定席券の入手難易度は高いそうです。

確かに新潟行きの場合、ご覧のとおり展望室正面からの景色はC57-180号機のテンダー車がドドン!!ですので、外の景色を見るにはイマイチかもしれませんが、そもそも機関車の真後ろをじっくり見られる機会も大変貴重なので全然気になりませんでした。

ちなみに肝心の座席ですが、幅もシートピッチも大変広くゆったりしていて、私個人としては申し分のないグレードだったのですが、シートリクライニングの角度も深い!といって倒すと自分の体とフィットしなかったのか、かえって疲れる感じだったので、背もたれについては全く倒しませんでした(笑)

SLばんえつ物語号

SLの汽笛と煙、客車ならではの衝動、そして磐越西線沿線の美しい景色を満喫しながら会津若松駅から3時間40分あまりかけて終点の新潟駅へ到着ー。

結構長い時間のようにも感じましたが、普段乗車することのないSL牽引列車だからか、私的にはこの日の午前中、ほぼ同じ時間をかけて乗っていた「リバティ会津号」よりもあっという間に感じられました。

新潟駅到着後は折り返し回送列車として出発するまでそのままホームにいることに。

・・・それにしても、回送列車の牽引機はてっきりDE10とかDD51といったディーゼル機関車かなと思っていたのですが、電気機関車(この日はEF81-151号機)が担当なのですね、知りませんでした。

とはいえ蒸気であろうが電気であろうが、機関車+客車のペアはすごくいいなぁと改めて思いました。

近い将来、運転会で「機関車+客車or貨車」をテーマにしてやりたいなぁと思いつつ、「SLばんえつ物語」号の姿が見えなくなるまでしっかり新潟駅ホームから見送ったのでした。


⇒次回へ続く