鉄コレ 京阪700形

はい、私にしては珍しく模型の話が続いておりますが・・・今回は先月入手しました「京阪電車大津線80型 連接車・冷房改造」セットをさらっとご紹介します。

京阪80型といえば、1961年から1997年までの長きに渡って京津線で活躍した車両で、京阪大津線系統の車両では現在でも非常に高い人気を誇る車両でもあります。

80型の鉄道コレクション(以下鉄コレ)は2012年の秋、京阪電鉄の事業者限定品として発売されたのが最初で、その後2017年1月に一般流通品として非冷房仕様、そして2018年1月に今回の冷房改造仕様が発売されました。

・・・「たまでんクラブ」メンバーや、私の知人・友人の方々がかなり苦労して手に入れたという事業者限定品を見て、当時こそ「へぇ~。」と、なんとも軽い反応だった私も時代が変わればなんとやら、気づけば「いつか私も冷房改造後の80型を!」と思っていたところ、入手することができました(笑)

鉄コレ 京阪80型

という訳でいつものように指定の別売りパーツ類への交換といった作業をすませ、ざっと製品を眺めてみました。

今回は両運転台から片運転台化、さらに冷房改造改造が施された晩年の姿がモデル化されておりますので、おそらく2012年の秋に発売された事業者限定品とほぼ同じ仕様かと思われます。(※事業者限定品を持っていないので確認できないのですが、違いは封入ステッカーの中身とかが異なっているくらいでしょうか???)

京津線の部分廃止前、実車に乗ったことがあること自体はハッキリと覚えているのですが、いかんせん幼少の頃なのでぼんやりとしたイメージしか残っておらず、結局手元にある資料に頼ってしまうのですが、見比べてみた限りでは忠実に実車を再現されているのではないかと思います。

個人的には出来栄えとしては文句なし!なのですが、強いていえばドローバー連結器が長いため、車両間隔がかなり広くなっていることくらいでしょうか? ただこれはTOMIXのミニカーブレールといった、半径の小さいカーブでも問題なく走行できるようにするための措置と思われますのでやむを得ないかと思います。

鉄コレ 京阪80型

せっかくなので現在も活躍している700形の80型塗装編成や、80型の後継車ともいえる800系と並べてみました。

こうしてみると、700形とは色こそそっくりなものの80型の方が明らかに車体が小さいというのが一目でわかりますね。また平成生まれ+地下鉄にも乗り入れられる800系とは姿かたちは全く違うものの、車体のサイズはほぼ一緒で両者とも京津線用の車両だというのがわかりますね。

ようやく手に入った京阪80型の鉄コレ。実車が引退してからはや約20年の時が経とうとしておりますが、模型の世界では600形や700形、そして800系と共に走らせたりして遊んでいきたいと思います。


ーおしまいー