という訳で、前回訪れてからちょうど2週間後、私たちは再び上田の地へとやってまいりました。

この日も東京発の一番列車である北陸新幹線はくたか551号で現地入りしたのですが、上田電鉄の上田駅は前回と同様にたくさんの同業者の姿ー。でもそれ以上に多かったのは別所線の沿線で撮影している方の数ー。(※当たり前と言えば当たり前ですね。)

特に7200系と1004Fの新旧「まるまどりーむ号」が営業列車同士で並ぶ最後の機会?である城下駅に至っては今まで見たこともないくらいたくさんの人がおり、「今日は今日で前回以上にすごいな・・・。」と驚くばかりでした。

上田電鉄 さよなら7200系

ただ前回と違い、今回は朝から夜まで上田ー別所温泉間を走り続ける運用ですので、撮影場所の選択肢が別所線全線に広がるという意味では撮影される方はある程度分散するだろうということで、とりあえずはいつも通り、大学前駅で下車していつもの場所へと向かうのでした。

上田電鉄 さよなら7200系

私たちの予想どおり、撮影場所である「シエンタ」には数名程度しか同業者の方の姿は見えず、ほぼ通常どおりな感じで朝の別所線を撮影することができました。

ちなみにこの日の運用は以下のとおりー。

・1運行(午後運用)・・・6000系「さなだどりーむ号」
・2運行(日中運用)・・・7200系「まるまどりーむ号」
・3運行(終日運用)・・・1001F「赤帯編成」
・4運行(午前運用)・・・1004F「まるまどりーむ号mimaki」

朝、別所線を走る運用の顔ぶれとしては前回来た時と同じではありましたが、新旧「まるまどりーむ号」の営業列車を撮影できるのもこの日が最後ー。

もう何度となく来ているうえ、同じようなアングルで撮影してきたのですが、全く飽きることはない、かといって最後だからと決して慌てることもないという、半ば悟りを開いた?状態で撮影するのでした(笑)

上田電鉄 さよなら7200系

7200系と1004Fー。

・・・「たまでんクラブおみまい会」のネタにされ続ける(笑)くらい、「まるまどりーむ号」が好きな私にとっては、先に引退した7200系(7253F)の後を継ぐ形で、1000系の1編成が「まるまどりーむ号mimaki」編成になってくれて本当に良かったと思います。

この両車が走り続ける姿を見ていると、7200系が引退しても1000系へ別所線の主力車両として、また「まるまどりーむ号」としてしっかりとバトンが渡され、引き継がれていってるんだなぁ、と心から感じるのでした。


⇒次回へ続く