さて・・・なんとなく10両+5両の編成を組んでみたものの、思ってた以上にバラバラ感溢れる(笑)私の常磐線103系ー。

とりあえず、一番目立つであろう車体のエメラルドグリーンはもう少し揃えようと思い、次に私が出た行動はー。

常磐線 103系

・・・なんと、TOMIX製品(しかも新品)の大量増備でした。

というのも、比較的KATO、GREENMAX、マイクロエースの各製品はエメラルドグリーン(青緑1号)の色合いがまだ似通っている印象がしたのですが、TOMIX製品だけ明るく、ツヤの質感も異なる感じがしたので、「いったん編成から抜いて対策を練ろう」ということで、長らく放置していたのですがー。

運転会の開催まで残り1か月を切ったタイミングになって、私がよく利用する通販サイトで増結セットがピンポイントで再入荷したり、はたまた家から会社への通勤経路上にある模型屋さんに寄ったら、しれっと増結セットや単品サハの在庫が見つかったりーといった偶然が重なりまして、とりあえずTOMIX製品だけで10両編成組めるかも・・・ということで調達してしまいました。

調べたところ、幸いにも【基本4両セット+増結2両セット(ユニットサッシ窓)×2+単品サハ(非ユニットサッシ窓&ユニットサッシ窓ともに1両ずつ)】で、1997年頃のマト4編成が再現できることがわかったうえ、さらに狙ったかのように?基本4両セットに付属する車番インレタにはマト4編成のほぼすべての車両(10両中、サハ1両を除いた実に9両分)の番号が網羅されているというオチ。

(※もっとも、編成の大半がユニットサッシ窓の車両で構成された常磐線103系の編成となると、このマト4編成くらいしかいなかったようなので、必然的にそうなったとも言えるかもしれません。)


・・・結局、気がつけば【オールTOMIX製品、オールHG仕様】というなんとも豪華(かつ新品を買い集めただけの手抜きな)10両編成が1番最初にできてしまいました。

常磐線 103系

とりあえずマト4編成の車番を全10両に転写したものの、さすがに作業がこれだけでは・・・ということで、苦し紛れ(笑)に着目したのは屋根回り。

屋根板のダークグレーは個人的には好きな色合いだったものの、クーラー、ベンチレーター、避雷器といった別パーツ類がプラっぽいというか成型色っぽい(というより成型色のまま?)感じがして気になりましたので全部塗り替えることにしました。

ということで10両分のこれらパーツ類を取り外し、一挙にGREENMAXの「鉄道カラースプレー9番:ねずみ色1号」で塗装ー。

・・・こんなに一度に大量のパーツを塗ったのは、東急8500系に搭載されている分散クーラー10両分(1両4台×10両=計40台)以来な気がします。久しぶりにまとめて大量に塗った時の爽快感というか達成感?を味わいました(笑)

常磐線 103系

塗ったパーツたちをしっかり乾燥させた後は再び、屋根板に取り付けまして完成ー。
私にとって初めての103系「JR常磐線 マト4編成」が完成しました。

・・・まさか約1年をかけて【オールTOMIX製品、オールHG仕様】の編成を揃えることになろうとは全く想定していなかったのですが、見た目の揃った編成が1本手持ちでできましたので個人的には満足しています。

ただし!これだけで終わりとする訳にはいきません。

残ったGREENMAX、マイクロエース、KATO製品を使い、当初の目的であった【製品のメーカーはバラバラだけど極力見た目を揃えた10両+5両編成を作る】を果たすべく、戦い?は続くのでした。


→次回へ続く