こんばんは、谷風皐月です。

今回から、2018年3月にデビューしました叡山電鉄の観光用車両、「ひえい」の模型製作記を書いていきたいと思います。

叡山電鉄 ひえい

制作にあたり、お世話になりますのはこちらのキットー。

メンバーの佐倉瑞穂の情報でこのキットの存在を知ったのですが、叡山電鉄→京阪グループ=京阪の模型ネタになる?と判断した私は、『頑張って作るから買ってきて!』とすぐに懇願し、買ってきてもらった代物になります。

「頑張って作るって言ってもたったの1両じゃん。」と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんがこちらのキット、ちょっと特徴がありましてー。

叡山電鉄 ひえい

ご覧のように、側面・屋根といった車体の主な材質はペーパーで、前面は3Dプリンタで出力されたアクリル製?という構成になっておりまして、プラ製のキットしか組んだことのない私にとっては未知なる領域。

厳密にいえばペーパーキット自体は過去に鉄橋や駅舎のストラクチャーなどを手がけたことはあります(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?catid=7&blogid=1ー)が、かれこれ5年くらい前(という事実に自分で驚いてしまいました。)の話ですし、車両の模型については一切の経験なしー。

・・・私にとって『たった1両、されど(とっても大変な)1両』というのが、おわかりいただけるでしょうか?

叡山電鉄 ひえい

とはいえ、いきなり挫折する訳には行きませんので、過去の経験を振り返りながら製作スタート。

基本的にはカッターで各種パーツを切り出し、ピンセットとタミヤのクラフトボンド(※説明書には接着剤が推奨されていましたが、あえて私は使用実績のあるクラフトボンドをチョイスしました。)を使って、説明書通りに丁寧に組み立てていきます。

作業としてはそんなに難しくはないのですが、屋根部分のR曲げやアクリルとペーパーの接合部分などは、自分ができる限りの細心の注意を払いながら作業しましたので、これだけでも相当な時間がかかってしまいました。

・・・昔はとにかくノリと勢い任せにスピード勝負でキット(というかGM未塗装キットの東急8500系)を組んでいたのが懐かしいです(笑)


たった1両に全力で私の(低くはないと思いたいが決して高くもない中途半端な)工作力と時間をかけて少しずつ「ひえい」の車体を組み上げていくのでしたー。


→次回へ続く