こんばんは、谷風皐月です。

プラスポート様で開催された東急運転会(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=4156)が終わった後、そのまま新横浜駅から東海道新幹線に乗った私は一路名古屋へー。

名古屋で中京支部メンバーと合流した翌朝、私たちが向かった先は三重県伊賀市ー。

伊賀鉄道 上野市駅

目的はもちろん、伊賀市を走る伊賀鉄道伊賀線でした。

・・・私が伊賀鉄道の沿線を訪れたのは東急1000系が譲渡され、200系としてデビューして間もないころでしたので約10年近くも前の話になるのですが、久しぶりにやってきた上野市駅は駅舎こそ昔とあまり変わらないものの、「忍者市駅」と大々的に表示されているのは新鮮でした。

とりあえず上野市駅で記念きっぷを調達し、併設している上野市車庫の様子を見てから撮影地へ移動することにー。

伊賀鉄道 200系

やってきましたのは桑町駅。

ここ桑町駅は、上野市駅方向に向かってすぐのところを川が流れており、その河川敷でご覧のように橋を渡る伊賀線を撮影することができます。

幸いにもこの日、一番撮影したかった203編成(モ203-ク203)を撮影することができました!

2019年3月現在、伊賀鉄道の車両はすべて元東急1000系の200系に統一されており、全部で5編成活躍しているのですが、「忍者列車」をはじめとしたフルラッピング車が大半を占めている中、この203編成のみ銀色のステンレス車体に赤帯という、東急電鉄時代を彷彿とさせるような姿になっているのが特徴です。

伊賀神戸側の先頭車(モ203)は、伊賀鉄道への譲渡に際して中間車を先頭車化改造した車両となるため、東急電鉄時代では見られなかった顔立ちですが、前面の窓配置や前照灯の形状的に、なんとなく8000系に見えなくもない感じですね。

先頭車化改造車とはいえ、想像していたよりは東急電鉄っぽい雰囲気がしっかり出ているのではないかと思います(笑)


伊賀鉄道 200系

桑町駅周辺でしばし撮影した後は、昼食休憩を挟んで今度は新居駅ー西大手駅間にある服部川の河川敷へ。

・・・またも「鉄橋を駆け抜ける伊賀鉄道」という撮影構図なのですが、事前に色々と調べた限りでは河川敷くらいしか撮影できそうな場所が思いつかなかった、というのが正直なところです(笑)

ただ町中を走る桑町駅周辺と違って、こちらの撮影地では広大な景色の中を走る伊賀線を撮影することができます。

個人的には長い鉄橋+山+青空という構図は大変気に入り、伊賀線の撮影地の中でも屈指の撮影場所ではないかと思います。

・・・こんな感じで約10年振りとなる伊賀鉄道撮影を全力で満喫するのでした。


⇒次回へ続く