さて今回は『たまでんクラブおみまい会』の本番当日に集まった様々な「おみまい品」たちを紹介してまいりたいと思います。

たまでんクラブ 鉄道模型

まずは私の元へやってきた「おみまい品」(+自分で作って自分の手元に残った車両)たち。

やってきたのはいかにもエレガント&コンフォートな雰囲気の南海の車両と、海外で活躍しそうなJR東日本のE531系、そして自家発電コントローラー。

南海の車両は22000系(2200系?)がベースで、見てもおわかりのとおり京阪8000系と京阪3000系のカラーリングを纏っていますが、なんと南海の事業者限定鉄コレである2200系「天空」が混ざっていました。しかも「天空」の方はプレミアムカーのカラーリングになっているという細かさ。これはいいですね。


お次のE531系は新規開業予定のフィリピン南北通勤鉄道の車両をイメージしたカラーリングのようです。

実車を製造するのはJ-TREC(※旧東急車輛)ということで、おそらくベースは同社のステンレス車両ブランド「susutina」シリーズになるかと思いますが、E531系も同社で製造されていますので違和感が全くありませんね。私の好きなE531系をベースにしてくれたあたり、種車&塗装のセンスの良さが光っていると思います。


そして自家発電コントローラー。こちらはワニ口クリップを線路につけ、ハンドルを回すことでモーターが回り発電するという優れ?もの。これで電源がなくても車両の動力やライト点灯といった通電チェックをすることができます。

ちなみにこちらの自家発電コントローラーは「たまでんクラブ」メンバー全員分が用意されていましたので、自家発電走行レースといったゲームが楽しめそうです(笑)



たまでんクラブ 鉄道模型

お次は各メンバーたちの元へ贈られた「おみまい品」たちー。

私がおみまいした品々は前回までにご紹介したので省略、また自家発電コントローラーも私の元へやってきたものと全く同じものでしたので省略をさせていただきまして、それ以外の車両たちを紹介すると以下のとおり。

①相鉄旧7000系カラーをまとった南海3000系

②2匹のサーバルキャット?が牽引???する客車編成。

③南海カラーリングをまとった営団地下鉄5000系。

④JR九州の快速「なのはな」カラーリングをまとったキハ65。

このうち①、③、④はいずれも半端じゃない塗装レベルと再現度の高さでどれもカッコよく、
誰の手元に渡っても、絶対喜ばれそうな、本当に素晴らしい品々ばかりー・・・なのですが、それらの評価を全部ぶち壊したというか、話題を全てかっさらって行ってしまったのが②(笑)


コンセプトは北海道で走行予定の伊豆急行の「ロイヤルエクスプレス」編成を再現したらしいです。

・・・確かに実際の編成は黄色いDE10×2+白い「元ゆうマニ」+青い「ロイヤルエクスプレス」という組成で、そのカラーリングに合ってはいます。ただ黄色いDE10の代用が「のりもの」ではなく、まさか「けもの」とは(笑)

しかもDE10が牽引するから足回りはちゃんと動力車(というか動力ユニットそのもの)ですし、重連2両だから2匹という無駄な???再現度。さらに高さ制限をクリア(※できたところで幅の方は完全にアウトですが。)ように前に倒せる仕様。

誰がつけたか「タピオカごろうまる」という愛称が爆誕、さらなる爆笑を生むなど、完全にMVPとなってしまいました。


たまでんクラブ 鉄道模型

最後は、今回は?ゲストとして参戦したメンバー向けの車両ー。

例によって私が用意したものは省略させていただきまして、彼の元に渡ったのは以下のとおり。

・南海カラーの長野電鉄2000系。
・イングランド西部あたりで走っていそうなキハ58系列。
・形状の異なる自家発電コントローラー

南海カラーの長野電鉄2000系はあまりにも再現度が高すぎて、パッと見21000系と見間違えるんじゃないかというくらいの違和感のなさ。・・・少なくとも南海を詳しく知らない人は騙せるのでは?と思えるくらいレベルが高いです。

キハ58系列はイギリスで活躍する、GWR仕様の日立製class800のカラーリングを再現したようです。前面が黄色単色故に「なのはな」カラーのキハ65とほとんど違いがないのが惜しまれますが、側面はすごくclass800っぽいカラーリングで、走らせてみる分にはカッコいいかと思います。

そして自家発電コントローラーは私の手元にやってきたものよりも前に製作された先行試作品のようでして、ハンドル形状が違うほか、若干出力も低いようです。もし本当に「たまでんクラブ」メンバーで競争をすることになった際はハンディキャップになりますが、自家発電コントローラーとしてはこちらのタイプでも全然いいと思います。



今年は様々な名車?迷車?が生まれただけでなく、自力で鉄道模型を走らせる術を得て、そして「タピオカごろうまる」に全てを持っていかれた『おみまい会』となりました。

作る楽しさ、贈りつけて反応を見る楽しさ、そして逆に贈られる恐さ?-今年も笑いと喜び、時に困惑?の入り混じった最高のイベントでした。


ーおしまいー