東急目黒線

さて東武スカイツリーライン沿線を後にしまして、やってきたのは東急目黒線の沿線。

・・・目黒線の撮影といえば私の場合、東横線とセットで日吉ー田園調布間の複々線区間で撮影することが圧倒的に多いのですが、たまには違う場所でということで、目黒線の沿線では大変有名な撮影地である田園調布~奥沢間へやってまいりました。

写真の構図としては奥沢2号踏切周辺から上り(目黒方面)列車を撮影するのが一番有名ですが、午後の時間帯であればご覧のように、資材置き場?が左下に写り込んでしまうものの、下り(日吉方面)列車を撮影することができます。

そんな場所で私が撮影するのはもちろん、今年の4月から運転を開始した8両編成の車両たちー。この日は東急3020系と都営地下鉄6500系といった両社にとっての最新形式を撮影することができました。

2022年7月末時点で目黒線を走る8両編成は東急電鉄の車両(5080系・3020系)と都営地下鉄の車両(6500系)のみのようですが、徐々に6両編成を置き換え、あるいは増結していくことになる訳ですから、過渡期といえる今の時期にしっかりと記録していきたいですね。

東急目黒線

ということで比較的目新しい?8両編成だけでなく、東急3000系・東京メトロ9000系・都営地下鉄6300系・埼玉高速2000系といった、従前の6両編成で走る各社の車両たちも撮影ー。

大半の形式は中間車を2両増結のうえ8両編成化が行われる予定(※といっても現時点では東急3000系を除いて目立った動きは見られませんが。)ですが、都営地下鉄6300系については6500系に置き換えられる形で廃車が発生しています。

今のところは1次車・2次車の合計13編成が廃車の対象となっているようで、6500系の営業開始に伴い少しずつ運用を離脱しているとのことで、今回は6300系を少し意識して撮影しました。

といっても目黒線を走る車両を撮影をしている中で、私的には6300系が最も撮影機会に恵まれた車両なので、今さら廃車になるからと慌てるようなことは全くないのですが、今後も目黒線で撮影をしていくなかで「(6300系が)だいぶ減ったなぁ。」と思う時が来るのかと思うと、やはり時の流れを感じずにはいられません。

東急電鉄 奥沢駅

と、ひととおり目黒線の撮影を終えまして奥沢駅まで歩いてやってまいりました。
北口側の駅舎更新に跨線橋の新設によって、だいぶ東急電鉄らしいといいますか、お洒落なデザインに様変わりしましたね。

またホームも対向式1面+島式1面の2面3線から対向式2面+急行通過線の2面3線へと大きく変わり、ホームに隣接する留置線も6両編成7本分から8両編成5本分に削減されるなど、私がよく知っていた頃の奥沢駅からはガラッと変わりました。とはいえまだ工事は一部で続いているようなので、こちらもまた機会を改めて覗きに来ようと思います。

ということで久しぶりの近場での鉄道撮影のお話でした。


ーおしまいー