床下の塗装が終わった8610F、次はデカールを作成します。


この車両の特徴は何といっても前面の帯の塗りわけ。
帯の太さは東急時代を伝承しつつも、3本の細帯が入った凝ったものでした。
(個人的には現行の太帯よりも好みです)

偶然にもほぼ真正面から撮影していましたので、
この写真データを元にデカールを作成してみます。
(帯の色合い調整や影の除去等を行いました)


前面及び側面のデカールを貼り終えたところ。
なかなかイメージ通りになりました。

続いてスカートの製作です。
スカートはプラ板をカッターでくり抜いて塗装します。
KRL JABOTABEKのスカートの色は、年代によって異なっています。
(この時代はオレンジ色でした)


写真はスカートの塗装の様子(塗装場所は靴の空箱を再利用したもの)で、
現行車両の赤塗装のスカートとの比較です。

こうして床下塗装・車体への帯の貼付けと、スカート及び号車・車両番号表記などの
デカールを印刷した時点で、一式を谷風皐月に返却しました。
果たして彼の手によって、どのような最終整備が行われたのか…?
続報は彼にバトンタッチします。

→次回へ続く