issです。こんばんわ。
今回は前回記事にさらっと書いた次回予告(?)の通り,はこてつの話題をお送りします。



今回ご登場いただくはこてつむすめはもちろんご存知この方,八木沢まいさんです。(誰もが考えそうなネタですが)小型動力を仕込み,自走化改造にチャレンジしてみました。

意外(?)とすんなりと進みましたので,ちょっとご紹介しましょう。


自走化のためには組み込みができる動力が必要,ということで適当な小型動力ユニットを手配するところからはじめました。
今回使用したのは店頭でみかけたワールド工芸製「TU-16S」。同じシリーズで軸距の違う製品もあるようなので,はこてつの足回りと軸距を揃えることもできそうです。

動力は充分に小型なので,あとはこの動力をどうやって車体と固定するかがポイントになります。いろいろと試したところで,動力ユニットにあるミゾを上手く活用する形で,はこてつと台車を結合するパーツを切り出すことで固定することにしました。



検討した部材を並べてみたのがこの写真。他車と連結運転も行いたいので(動力の牽引力次第ですが)連結器の固定方法も検討。簡単なもので良ければBトレインショーティの連結器が比較的簡単に固定できそうです。
高さ調整さえすればナックルカプラーなどとの相互連結もできるようです(自動連結はできませんが)。側板と妻板を固定する部品ですが,上手く切り出して固定することにしました。



組み込む直前直後の状態がこんな感じです。モータ周りの空間があるので,同じくBトレインの動力に付属しているウェイトを固定して牽引力アップに期待することにし,試運転を行うことにしました。



試験走行風景はこんな感じです。複線線路ということで,7200系まるまどりーむと並べて走らせてみました。
肝心の走行性能は思っていた以上にスローが効く感じですが,構造上スローでの分岐の通過はやや苦しい場合もあるようです。とはいえ想像以上の走りですので,満足な一品を仕上げることができましたとさ。

また動力が入手できたら,他のはこてつにも動力を仕込んで自走化させたいところです。

<おしまい>