greenmax「阪神9300系」③ (2018年6月22日)
さて今度手を加えましたのは両先頭車の連結器ー。
と言いますのも阪神電鉄の車両はかつて、国内では珍しいバンドン式連結器というのを採用していたのですが、2006-2007年頃に大半の車両を廻り子式密着連結器に換装したそうでして、私が今回購入した9300系のセットは前者を再現しているのに対し、私がやりたいのは後者の姿ー。
ならばということで、greenmaxの汎用ダミーカプラーパーツからそれっぽい形状のものをチョイスして交換しました。
上の画像の右側に写っているのがバンドン式、左側に写っているのが今回交換した連結器ですが・・・こうしてみると連結器の位置の高さが全然違うのがわかりますね。
ちなみに実車は連結器の交換によって、車体に若干の切り欠きができたようなのですが、今回模型での再現は見送りました。
※実車と同様模型の方も車体側を削ることに対して躊躇っていたのですが、「黒く塗るだけでも雰囲気出るんじゃない?」というアドバイスをいただきましたので、後日試してみたいと思います。
さてお次は室内灯の組み込みー。
今回は最近、模型屋さんで見かけなくなった?「F MODELS」のオリジナル室内灯【illumi】を使用しました。
一時期(といっても結構前にありますが、)、メンバーから「オススメ」と紹介されていくつかの車両にこの【illumi】を組み込んだことがあったのですが、今でも個人的にはかなりいい室内灯だと思っています。(※それだけにいま現在、簡単に?仕入れられないのがちょっと悔やまれます。)
阪神9300系は非動力の中間車のみとはいえ、クロスシートの座席が別パーツで再現されていますので室内の雰囲気は多少いいかと思います。
ただロングシートの両先頭車や動力車はこの時代のgreenmax製品ではお馴染みの規格になっていますので、このあたりのディティールアップは実際にこの目で実車を見て自分なりの研究をしてからチャレンジしたいと思います。
という訳で、屋根回りと足回りを中心にちょこっとだけ加工してみました。
・・・ぶっちゃけた話、greenmaxからほぼ同じ仕様(=連結器とパンタグラフが交換された後)の製品が出ているので最初からそっちを買えばいいじゃん・・・と言われたら何も言い返せないのですが、自分なりに手を加えるだけで愛着は一気に湧きましたので良しとします(笑)
まだまだ加工できる部分はたくさんあると思うのですが、いかんせん実車をまともに見たことがないので、たまには京阪電鉄だけではなく、阪神電鉄沿線を訪れて自分なりに研究して、再度加工を施していきたいと思います。
ーおしまいー