叡山電鉄 ひえい

タミヤのクラフトボンドで少しずつ接着・組立→じっくり時間をかけて乾燥・・・という工程を繰り返すこと数日、ようやくひととおりの組み立てが完了しました。

私にしては珍しく?たった1両にも関わらずかなりの時間を費やしましたので、いい感じに組みあがったのではないかと思います。

しかし、次なる工程の塗装こそ、この作品の出来栄えを最も左右する局面。普段は銀色 or 旧京阪カラーくらいしか塗装していない人間が果たしてどこまで出来るのか次なるステップへの挑戦?スタートです。

まずは基本となる車体の【緑】ー。

とりえあず自分の手元にある緑の塗料(スプレー)をかき集めたところ、揃ったのは以下のGreenmaxの「鉄道スプレー」たちー。

・No.13:緑2号
・No.25:緑15号
・No.30:ライトグリーンA
・No.33:ダークグリーンA
・No.34:ライトグリーンB
・No.36:青緑1号

『なんだ、案外緑持ってるじゃん。これなら1つくらい近い色あるのでは?』と思ったのですが、それぞれ何に使った色かをよくよく考えてみますと・・・。

・No.13:緑2号      →おみまい会
・No.25:緑15号      →おみまい会
・No.30:ライトグリーンA →東急
・No.33:ダークグリーンA →京阪
・No.34:ライトグリーンB →京阪
・No.36:青緑1号     →常磐線

というのがわかり、この時点で下4つは『No.30,33,34,36は絶対違う・・・。』と判断し、即候補から消え、早くも残されたのは緑2号と緑15号のみ。

ただこのうち緑15号は国鉄&JR東日本のステンレス通勤型・近郊型車両の緑帯で使われている色なので「ひえい」には明るすぎる・・・ということで結局―。


叡山電鉄 ひえい

サーフェイサーでガッツリ下地処理をしてから、No.13:緑2号で塗装(笑)

・・・この緑2号、いわゆる国鉄の湘南色を塗るために指定されている色なのですが、個人的には思ったよりも「ひえい」っぽい色になったような気がします。
(※あくまで個人的な感覚なので、実車の色とは絶対異なると思いますが。)

全然似ていなかったら塗り直そうと思ったのですが、思ったよりも行けそうだったのでそのまま屋根を同じくGreenmaxの鉄道スプレーのNo.9:ねずみ色1号で塗装し、先へと工程を進めることに。


叡山電鉄 ひえい

次なる塗装はデザイン発表時に多くの人の度肝を抜かせたであろう?前面ー。

最も特徴的な【金色】の輪っか部分はMr.カラースプレーのNo.9:ゴールド(金)で塗装し、
窓ガラス周りの【黒色】部分はマスキングを行う気力が尽きたため、なんとバンダイの「ガンダムマーカースミ入れ用ブラック」で塗装ー。

・・・我ながら『絶対、普通の人は真似しないよ・・・』という色をチョイスして塗っていますね(笑)

ただ色のチョイスのセンスが壊滅的にひどいとしても、さすがにここまで塗り終わると、(ベース=キットの出来がいいだけかもしれませんが)『お、叡山電鉄の「ひえい」に見えるじゃん!』と感じられるようになり、テンションも少しアップ。

ちょっと粗が特に目立つ部分はタッチアップなどで修正しつつ、この勢いで仕上げようと自分の闘志?に火をつけ、挑戦を続けるのでした。


→次回へ続く