金沢駅から市内を散策しつつ、やってきたのは北陸鉄道の野町駅ー。

・・・北陸鉄道は浅野川線と石川線の2つの鉄道路線を有しておりますが、ここ野町駅は石川線の起点駅となります。

※ちなみに浅野川線の起点駅はJR金沢駅から地下に入ってすぐのところにある北鉄金沢駅です。

なぜわざわざ金沢中心部から少し離れた石川線の方へやってきたかというとー。

北陸鉄道 石川線

はい、言うまでもなく元東急電鉄の旧7000系が活躍しているからです(笑)

浅野川線の車両はすべて元京王電鉄の3000系で統一されているのに対し、ここ石川線では元東急7000系が主力車両として活躍しており、旧7000系オリジナルの前面を残した車両(7100系)と、中間車から改造された前面の車両(7200系)の2形式在籍しています。

外観上は紛れもなく元東急電鉄の車両だと一目瞭然なのですが、足回りが国鉄型車両の台車に履き替えられているためか、実際に乗ってみた感じはどちらかというと国鉄型車両に乗っているような感じで、ちょっと不思議な気分が味わえました。


野町駅から終点の鶴来駅まで一気に石川線を乗り通し、折り返し時間を利用して鶴来駅周辺でしばしの撮影ー。

その後は再び石川線で来た道を戻りまして―。

北陸鉄道 石川

北陸新幹線の金沢延伸開業日と同じ、2015年3月14日に開業しました陽羽里(ひばり)駅へ降りてみました。なんでも石川線にとっては初の新駅であり、北陸鉄道全体としても50年以上経過している久々の新駅なんだそうです。

さてその陽羽里駅。駅周辺を見渡してみると、駅前ロータリーや公園、さらには住宅用と思われる土地区画整理は完了しているものの、見渡しのいい広々とした風景が広がっておりました。

・・・どうやら宅地開発に応じる形で新設されたようで、今はちょっと寂しい風景が広がっておりますが、近い将来には宅地化が進んでいるでしょうから今後の発展が楽しみですね。


陽羽里駅周辺の散策を終えた後は再び石川線に乗車し、野町駅方面へ。
ただこのまま金沢へ戻ってしまうと、ちょっと時間が余りそうだったので、最後はー。

JR北陸本線

新西金沢駅で下車、歩いてすぐのところにあるJR西金沢駅から北陸本線に乗車することにしました。

きっかけは遠征時にはまだ絶賛改造中であった683系のリニューアル車。
松任工場から出場したという情報も当時はまだなかったので、ちょっと見てみたいなと思って
松任駅へちょっと寄ってみたところ、運良くその姿を遠くながらも捉えることができました。(笑)

最後のおまけのミッション?も無事に果たし、金沢駅へー。
そこからものすごい人混みで賑わう金沢駅でお土産へ買い込み、北陸新幹線に乗車、今回の遠征合宿は無事に終わりました。


北陸新幹線が金沢まで延伸開業したことで、これまで遠く感じていた富山、金沢が本当に近くなったと思います。おかげで富山地方鉄道や北陸鉄道の元東急車に会いに行くことが容易となりました。

※ただ上田、長野とこれまた東急電鉄からの譲渡車が活躍しているエリアもあるため、北陸新幹線は本当に私にとって大変ありがたい、また大変頭を悩ませる?存在となりました(笑)


ただ東急電鉄の譲渡車だけでなく、今回の遠征で北陸地方の魅力にいろいろ触れられることができたのでまたいつか遠征を企画していきたいと思います。


ーおしまいー