甲府駅からJR中央線に乗って次にやってきたのはー。

富士急行線 富士登山電車

富士急行線の大月駅でした。

ここからはこの日のメインイベント、快速「富士登山電車」に乗車しますー。

・・・それにしても水戸岡鋭治氏によるデザインの車両は九州を飛び出して、本当に日本各地で見ることができるようになりましたね。

今度新たにデビューする元JR東海の371系も、同氏によるデザインの「富士山ビュー特急」としてデビューするそうですから、今後もますます増えていきそうな感じがします。

富士急行 富士登山電車

富士登山電車の車内ではアテンダントによる観光案内があり、停車駅である三つ峠駅や下吉田駅などでは記念撮影するための時間も設けられました。

それ以外にも走行中の窓の景色から富士山が左に右にと見え、久しぶりの富士急行線の車窓を存分に満喫できました。この日の富士山は、天候こそ晴れに恵まれたものの雲が多く、てっぺんのあたりが隠れてしまっていたのがちょっと惜しかったですね。

さて、「ふじさん」と言えばもう一つ。それは私たちが来るちょっと前に引退したばかりの旧「フジサン特急」こと2000系の処遇ー。

さすがにまだ解体・搬出されていないだろうと思ってチェックしていたところ、下吉田駅の構内に編成ごと留置されておりました。・・・車体を見た限りでは「部品取り禁止」の張り紙こそされておりましたが、さすがに老朽化が激しいようで所々傷んでいることから、今後どうなるのかが気になりますね。

富士急行線 フジサン特急

さて富士登山電車の旅を満喫し、終点の河口湖駅に到着ー。

河口湖駅では2000系の後継車両としてデビューした元小田急ロマンスカー20000形こと8000系「フジサン特急」が停車していました。

・・・それにしても、まさか特急「あさぎり」としてJR御殿場線、小田急線を走った両社の車両が、富士急行でも共に第二の人生を歩むとは思ってもいなかったので、2000系の後継車種として選んだ富士急行のセンスは大変素晴らしいと思います。ぜひ今後の末永い活躍を願いたいですねー。


さて、河口湖駅周辺で名物吉田うどんを食べたり、目の前に写る大きな富士山を存分に眺めた後はー。

富士急行線 成田エクスプレス

最後に、JR東日本のE259系特急「成田エクスプレス」に乗車して大月駅まで帰ってまいりました。

・・・というのもこの「成田エクスプレス」、富士急行線内のみの利用に限れば普通乗車券だけで1号車・2号車に乗れてしまうというお得???な列車で、今まで乗車機会のなかったE259系に乗るまたとないチャンスだったからです(笑)

と、今回は伊豆急行に富士急行と、観光色の強い路線を存分に満喫した今回の遠征でした。

ーおしまいー