2020年秋の信州遠征⑦ (2020年11月30日)
上田駅と小諸駅でのS25編成とS26編成による増解結作業、田中駅でのミニ撮影会を満喫した後は、しなの鉄道の起点駅である軽井沢駅に到着しました。
軽井沢駅では「峠の釜めし」で有名な、おぎのや様によるホームでの駅弁販売の実演を見つつ、峠の釜めしを【秋の115系満喫号】の車内でいただいてしばしのお昼休みー。
・・・とは行かず、ここでも【秋の115系満喫号】を活用した撮影会が行われたり、国鉄orJR時代のカラーリングをまとった115系の営業列車が入線する度に撮影したりと、あんまり休み暇はありませんでした(笑)
個人的には湘南色をまとったS25編成の側面行先表示器に掲示された、【高崎】の文字に感動しました。また横須賀色をまとった115系が並ぶ様は、かつての中央東線のような光景で懐かしい気分に浸ることが出来ました。
軽井沢駅でお昼休みと称しつつも存分に115系を満喫した後は再び上田駅方面へと向かって列車は折り返しますー。
さて、どうしても115系ばかりに目がいってしまいがちな今回のツアーでしたが、この日の天気、信州の風景もまた大変素晴らしいの一言。
雲一つない見事な秋の青空にハッキリと見える浅間山ー。
赤や黄色など、見事な紅葉に彩られた木々ー。
【秋の115系満喫号】から見る信州長野の風景は、ものすごく心の奥深くに刻まれました。
やはり長野はいいところだなぁ、と改めて心の底から実感するのでした。
さて軽井沢駅から折り返した【秋の115系満喫号】は途中数か所の駅で撮影タイムを設けたり、側面の行先表示器(※今回のイベントのためにわざわざ交換をされたという話ですので、しなの鉄道様の気合いの入れっぷりというか熱意に全く頭が上がりませんでした。)を活用した方向幕の幕回しを行ってくれたりと、ツアーのイベントは留まることを知りませんでした(笑)
また車内でコーヒーやデザートなどもいただけたりと、文句のつけようがない(というよりこれでつけたらバチが当たるレベル)大変充実した内容でした。
そんな【秋の115系満喫号】ツアーの旅も朝からスタートにも関わらず、時間はあっという間に過ぎ去り、終着地である上田駅に到着、解散となりました。
今回初めてしなの鉄道様主催による115系満喫ツアーに参加させていただきましたが、過去にも何度か開催された大変人気のある企画という事実を、身をもって実感することができた大変すばらしいイベントでした。
また昨今の新型コロナウィルス感染症問題に対しても、参加者の数を座席定員数を大きく下回る人数に絞り込んだり、いわゆる密にならないような配慮や消毒対策など徹底されているのも大変印象的でした。
現在は新型コロナウィルスの影響がまた日に日に深刻になってきている感じではありますが、これからもしなの鉄道様には今回のツアーだけでなく、信州長野に住む沿線の方々の生活の足として、頑張っていただきたいと思います。
ーおしまいー