さてさて。
谷風皐月さんが信州遠征記を書かれていましたが…同行(現地集合)の私も記事を書くとしましょう。

松本電鉄新村駅に保存されるお化粧直しされた青ガエル…こと元・東急5000系。
敷地外からの撮影となるとアングルが限定されるため、私からは割愛して「かつての」姿を御覧にいれましょう。



松電5000系
これは6年前の夏、2005年の撮影です。
当時は松電塗装の塗り直しをされることもなく塗膜もはがれ放題の状態でした。剥がれた塗膜の隙間からは改造前の東急時代の緑色も見え、いずれこのカエルもこのまま廃車の運命か…と感じていました。

それが今回まさかのお化粧直し、ということで感動するものがあります。
渋谷駅前に鎮座している5001号車とは緑の色合いがちょっと違います。好みが分かれるところですが、この塗装はなかなかマットな感じで好感が持てますね。

また写真をよく見るとわかるのですが、松電向けに改造されたワンマン関係の装備が外されているのがわかります。
かなり大規模なリニューアル作業だったようで、ますます驚きでした。


松電ED301
また、この日は普段は車庫の中にいるはずのED301電気機関車がホーム脇の側線におり、ベストアングルで撮影することができました。
塗装こそ色褪せてしまっていますが、この手の機関車が持つ不思議な魅力と迫力は色褪せていませんでした。"カッコイイ"の一言につきます。


さてさて、話は変わりまして。
台風12号接近の中での遠征だったため案の定帰り道にも影響が。
中央道が一部通行止めとなってしまい、また並行する甲州街道も高速を降りた車で大混雑が予想されました。

そのため…「上田へ出て上信越道経由で東京に帰ろう!」ということになったのでした(笑

松本~別所温泉
松本駅前を通り「松本トンネル(社会実験で100円)」「三才山トンネル(500円)」「平井寺トンネル(200円)」という3つの有料道路を通ることで松本から上田へのショートカットが可能になっています。
松本~上田で800円も…と思われるかもしれませんが松本ICから長野道・上信越道を利用してもこのルート以上の時間・お金がかかってしまうため、この区間を移動するには非常にコストパフォーマンスがいいのです。

…道路マニアなのがバレそうですね(笑

そんなわけで別所温泉駅に寄り丸窓電車の整備進捗状況を見、帰路へついたのでした。

松本から有料トンネルで上田へ、そして上信越道にのり長野へ…と車を使うとフルに長野の鉄道を楽しむことができそうです。
移動して乗って撮って、と考えると1日じゃ絶対に足りそうにありませんが(笑