別所線 丸窓まつり

ということで、「丸窓まつり」の会場である下之郷駅へとやってまいりました。

今年は別所線応援キャラクター「北条まどか」限定グッズを購入せんと、整理券を求める長い列ができておりました。…年々「北条まどか」さんネタはパワーアップしているためか?「丸窓まつり」を訪れる方の数は年々着実に増えているように思えます。

が、これが定期的な別所線の利用にもつながることを、私は切に願うばかりです。

さて、駅に着いてからしばらくすると「和願太鼓」によるオープニングセレモニーがはじまり、いよいよ第19回丸窓まつりがスタート!私たちも早速、会場へと足を運びます。

別所線 丸窓まつり

今年の「丸窓まつり」は珍しく、7200系「まるまどりーむ号」が2編成とも会場で展示されておりました。

例年、珍しい幕を出して展示される洗浄線の編成は今年は7253F「まるまどりーむ号mimaki」編成。気になる幕は昔懐かしい「快速 上田」が掲示されておりました。

…私はリアルタイムで別所線の快速列車を見たことはないのですが、別所線の優等種別というだけで(※実際の需要面といった問題は除いて)憧れを感じます(笑)

また、まい年恒例の元東急5200系は今年も7255F「まるまどりーむ号」と並んで展示されておりましたが、見た感じ連結器回りや台車は再塗装が施され、車体も清掃がされた模様です。いつもながら、床下機器がほとんどないのが残念ですが、年に一度だけとはいえ、ちゃんと整備されているのは東急+別所線好きとしては大変うれしい限りです。

さて、ここまではお馴染みの光景ですが、今回から新たに「丸窓まつり」に参加したニューフェイスがいたのでご紹介。それは―。

別所線 丸窓まつり

はい、別所線の保線作業など、裏方で大活躍をするモーターカーです!
今年1月の上田訪問時にも記事に書きましたが(※http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=1767&catid=5#more)、会場にいらっしゃった上田電鉄の方のお話によると、やはり東急電鉄(梶が谷)から譲渡された車両のようです。

別所線 丸窓まつり

乗降ステップから上ってもいいとのことでしたので、いつもは中塩田駅周辺、あるいは別所線の車内から眺めていただけのモーターカーに初乗車。もちろん私にとっては人生初の保線車両デビューでもあったりします(笑)貴重な経験とばかり、あちらこちらと撮影しました。うーん、これはぜひ模型で再現したい!

ちなみに今年は2度に渡る大雪があった事は記憶に新しいかと思いますが、その時にこのモーターカーが除雪車として大活躍したそうです。

実際に除雪作業の写真や、大きなスノープラウが装備されておりましたが、別所線の運休を1日半で留めた事から、まさに縁の下の力持ちといった感じがしました。・・・保線車両の魅力について、別所線を通じてようやく知ることができた気がします。

と、会場での時間はあっという間に過ぎ去り、「丸窓まつり」臨時列車もとっくに発車してしまっていた(笑)ので、慌てて沿線で撮影をすべく、次なる場所へと移動を開始したのでした。


⇒次回へ続く