2020年真夏の上田遠征③~暫定ターミナルの城下駅~ (2020年9月7日)
千曲川橋梁を中心に、上田駅ー城下駅間の現状を歩いて観察した私たちは城下駅に到着。
時間帯的に上田寄りから撮影する側が順光でしたので、私たちの遠征では定番といえる場所で撮影ー。
とはいえ本来の上り(上田方面)ホームに別所温泉行きの列車が発着していること、また下り(別所温泉方面)ホームは普段なら下之郷車庫で保管されている5200系の先頭車が留置されているなど撮影の構図自体は同じでも様子は以前と全く異なります。
あと細かいところではありますが、写真に写っている1000系(1001F)の運行番号表示器部分の数字が「99」になっているのも新鮮でした。
・・・以前は1001Fなら「01」、1004Fなら「04」といったように編成番号?を掲示していたのですが、現在のダイヤが特別ダイヤだからの措置なのでしょうか?いずれにせよたった1枚の写真で色々と違いを思い知らされるのでした。
ちなみに記事冒頭の写真をもっと引いてみると、現在のダイヤではここ城下駅が始発駅となりますので車止めが設置されています。
てっきり一時的な措置なので簡素な作りのものが設置されているものと思っていたのですが予想をはるかに上回る、しっかりとした作りの車止めが設置されていました。
ちなみに上田側の様子はご覧の通りで、車止めより先の区間も途中までは架線が張られた(※別所線の列車がここ城下駅までやって来る訳ですからそりゃ当然の話ですが。)状態ですし、バラストも所々新たに撒かれておりましたので、電車がやって来てもおかしくはなそうな雰囲気でした。
・・・2021年3月に別所線の列車が再びここを往来するのが待ちどおしいですね。
城下駅(上田側)の様子を観察&撮影した後はお次は代行バスの撮影&観察へー。
どんな感じで城下駅を発着しているのか観察してみたのですが、上りホームに隣接している月極駐車場の大半を封鎖した上でバス停と、車両すれ違い用のスペース?を確保していました。
またさすがに切り返すだけのスペースがないからか、代行バスは上田駅温泉口から通って来た道へ戻らず、そのまま三好町方面へ向かって出ていくという、一方通行のようなルートで走っておりました。
・・・普段であれば通らないはずのバスが別所線の列車の発着に合わせてここ城下駅にやってくる風景というのはすごく新鮮に感じました。
ただ列車とバスでは輸送力が全然違いますし、利用客も乗り換えの手間がかかるのに加え、余分に所要時間がかかってしまいますので、一日も早い別所線の完全復活が望まれているようにも感じました。
とはいえ昨年10月の台風被災後からそんなに長い時間を置かずに城下駅で列車を折り返せるようにし、バスの乗り入れを実現させたことは純粋にすごいと思いました。
一生懸命頑張ってます!という光景に(もう10年以上応援しているのですが)改めてこれからも別所線を愛し、応援し続けようと強く思い直すのでした。
⇒次回へ続く