2020年真夏の上田遠征④1000系と5200系 (2020年9月10日)
現在の別所線の暫定始発駅となっている城下駅と、上田駅温泉口⇔城下駅を結ぶ代行バスの様子を観察した後は別所線の撮影へー。
現在は5200系の先頭車が下りホームに展示されている関係で、ご覧のような撮影スポットが設置されていました。
・・・おそらくですが、従来城下駅での車両並びを撮影するためには、別所温泉側にある踏切からカメラを構える必要があるのですが、踏切付近で人が多すぎると、車両や通行者の妨げになることから、対策として取られた措置かと思われます。
とはいえ普段はイベントでしか撮影することができない5200系。数か月間とはいえ常設されている訳ですから、「ぜひ撮ってください!」という配慮でもあるので、別所線ファンとしてはとても嬉しいですね。
せっかくなのでこちらの撮影スポットから別所線の撮影をすることにします。
という訳で早速5200系と別所線の営業列車を撮影ー。
・・・先頭車1両とはいえホームに停車し、パンタグラフをあげ、前照灯&急行灯が点灯した5200系はまるで現役時代のような雄姿でした。
誕生してから60年以上が経過したとはとても思えない、銀色が大変美しいステンレス車体に定期的な塗装が施されている足回りなど、状態も大変すばらしい状態です。日本最初のステンレスカー(しかも元東急電鉄の車両)をこうして撮影できることは本当に嬉しい限りですね。
しばしの間5200系を撮影した後は、踏切が鳴った=営業列車が来るという事で下り(別所温泉方面)側にカメラを構えて待機ー。
上田電鉄の公式サイトで調べた情報によれば、やってくるのは別所線応援HMを掲示した6000系ー・・・のハズだったのですが、やってきたのはなんと、私の一番好きな1004F「まるまどりーむ号mimaki」編成!!
・・・上田電鉄の公式サイトでは、この日の1004Fの運用は朝帯のみの1運行ということで、私たちが現地に到着した時点では、既に下之郷に入庫した後という状況だったハズなのですが、どうやら当日になって運用変更があったようですね。
私個人的にはものすごく良い方向に期待を裏切られる?形で1000系と5200系の並びを撮影―。
1000系と5200系。東急電鉄時代では実現しなかった並び(※1000系がデビューするよりも前に5200系は上田の地に渡り活躍。)ですが、下之郷車庫でのイベントと違い、城下駅のホームに並ぶ様は5200系も1000系と共に現役で走っているかのような錯覚を覚えるほどで、まさに「感激です!」の一言。
まさに上田ー城下間が不通になってしまっている今だからこそできる企画。
喜んでいいのかと問われれば、確かに素直に喜んでばかりはいられない状況なのですが、少しでも別所線を応援しよう!盛り上げよう!という起爆剤になっていることは間違いなく事実。
私たちも本当に微々たるものですが、記念乗車券といったグッズなどを購入して貢献。
グッズを購入した後は5200系のいる下りホームへと足を運ぶのでしたー。
⇒次回へ続く