2022年夏の信州遠征⑦ー上田電鉄編その3ー (2022年7月19日)
別所温泉駅、八木沢駅と来まして引き続き、上田方面へと歩きながら別所線の撮影を続行ー。
八木沢―舞田間は別所線を撮影できる有名かつ人気のある撮影地の1つ。
線路沿いの道から水田地帯を駆け抜ける列車はもちろんのこと、真横から別所線の列車を撮影すれば、独鈷山や女神岳といった山々をバックに撮影することもでき、塩田平を駆け抜ける別所線を撮影するにはベストなポイントといえます。
今回の遠征では6月ということで、水田には水が張られ、これから真夏に向けてぐんぐん生長しようとする稲と絡めて撮影することが出来ました。これが真夏であれば立派に生長し、青々とした稲が、また秋になれば黄金色に染まった稲が撮影できますので、とにかく絵になるシーズンが多いのが魅力です。
個人的には1004F「まるまどりーむ号mimaki」編成と絡めて撮影できたのが今回の遠征でのベストショットでした。(※あくまでも私個人にとって、のです。)
さて八木沢駅からさらにひと駅お隣の舞田駅を通り過ぎまして、まだまだ上田方面への歩いての移動&沿線撮影は続行ー。
ちなみに八木沢駅に着いてからは各々好きな場所に分かれて、メンバーそれぞれが思い思いに別所線の撮影をしましたが、私自身は何度も撮影経験のある(※とはいえご無沙汰でしたので)場所でということで、舞田ー中野間のカーブで撮影ー。
八木沢ー舞田間に続き、舞田ー中野間も舞田駅を出てしばらくは線路に隣接して沿道が通っており、また線路と沿道の間に柵はなく、架線柱の向きもよしということで、撮影しやすいのがこれまた魅力的です。
そんな別所線で、元東急電鉄の車両たちがこうして元気よく?走っているのを見れるのは嬉しい限りです。1000系自身は1500番台と共に池上線と東急多摩川線で活躍を続けていますが、別所線では前回の記事にも書きましたとおり、全ての編成で装いが異なっていますので、どの編成が来ても撮っていて飽きないですし、楽しいです(笑)
ということで中野駅まで歩いたところ別所線ウォーキング&撮影は終了ー。
私自身はメンバーの一人とさらに中塩田駅まで歩きましたが、そこから上田方面の列車に乗車し、全員で移動を開始。
最後は上田駅1つ手前の城下駅で下車し、歩いて千曲川沿いへ。
狙いはもちろん、2019年10月の台風で崩落しながらも見事!!2021年3月に復活を果たしたした千曲川橋梁と、千曲川を渡る別所線の撮影でした。
一面に広がる空と、千曲川が彩る「青」の風景を横切る一本の「赤」い線ー。
千曲川に架かる5つの真っ赤なトラス橋ー、これぞ別所線名物の1つ(※私が言うと別所線は名物と名所だらけですね(笑))、千曲川橋梁です!
・・・いやぁ、この風景が帰ってきてくれて、またこうして自分の目で見れることが(復活してから1年以上の時が経ってしまっていますが・・・)本当に嬉しかったです。
天気も雲一つない!とまでは行かずとも、これだけ晴れてくれれば十分過ぎるくらいでした。『これからもこの風景を見に来ないと!』ということで、1日かけて別所線沿線の良さを再認識したのでした。
ということで長野電鉄⇒しなの鉄道⇒上田電鉄と、久しぶりに「たまでんクラブ」メンバー全員で実施した信州遠征。
今回は上田電鉄と同様、自然災害からの見事な復活を果たしたアルピコ交通上高地線の沿線には行けずじまいでしたし、そもそも今回訪問した各社沿線にも「また行きたい!」という熱が最後の最後までずっと燃え続けていましたので、今後も例によって情勢を見ながらではありますが、定期的に信州方面への遠征は開催したいと思います。
ーおしまいー