『黒トモ』こと1003F「自然と友だち2号」を見送った後は、歩いて「あいそめの湯」へ―。

露天風呂でじ~っくりと体を休めつつ、天気を眺めていると、雨は止んできたのですが・・・雷がかなり鳴っていたので、「今回はのんびりして、『まるまどりーむ号』に乗って帰ろう」ということで沿線撮影は諦めることに。

上田電鉄 別所線 7200系

3時間ほど別所温泉でゆっくりと心身を癒した後は、駅に戻って7200系『まるまどりーむ号』を迎えます。この日やってきたのは検査出場したてで綺麗な姿になった7255Fでした。

3編成が上田―別所温泉間を走る夕方の時間帯は、下之郷―別所温泉間に列車交換設備がないためか折り返し時間が短いのですが、その限られた時間のなか雨上がりの別所温泉駅と7200系『まるまどりーむ』号を撮影しました。

やがて発車時間が近づいてきたので車内に乗り込んでみると―。

上田電鉄 別所線

外観だけでなく、車内もしっかりと整備されておりました。
特に床面は光が反射するほどテカテカしており、まるでデビューしたての新車のようでした。

床にくっきりと映る丸窓がこれまた大変きれいだったので写真を撮ります。
別所線の数ある名物の中でもやっぱり「丸窓はいい!」と改めて思う瞬間です。

また丸窓だけでなく、木目調の内装に赤い座席のモケットはレトロな印象を持たせて、気分を落ち着かせてくれる、そんな感じの気分に浸れます。

また目だけでなく耳でもGTO-VVVFサウンドの1000系とは違った、東急線沿線では聞くことの出来ないちょっと懐かしい抵抗制御の走行音や、ドア開閉のちょっと賑やかな?エアー音がレトロな電車の旅をアシストしてくれるので別所線の7200系『まるまどりーむ号』は魅力がいっぱいです。

上田電鉄 別所線

・・・と『まるまどりーむ号』の旅を堪能しているうちにあっという間に上田駅へと到着。

別所線の7200系はたまでんクラブではどちらかというと『撮る!』を優先して活動していますので、『乗る!』をメインにしたのは久しぶりな気がします。それ故かすごく楽しかったですね。

上田電鉄別所線にやってきてから20年、地方私鉄に譲渡された車両の中でもかなりベテランの部類に入るであろうキャリアですが、いまだ綺麗な姿で、沿線の方に親しまれながら大活躍をしているというのは大変嬉しい限りですね。

これからも別所線で乗って、沿線で撮って、さらに模型でも大活躍!と全力で応援していきたいと思います。

がんばれ『まるまどりーむ号』!!

―おしまい-