上田電鉄 別所線

こんばんは、谷風皐月です。

先日、秋のまるまど祭り以来久しぶり(=約2か月ぶり)となる上田へ行ってまいりました。
今回はissと、4年前に私と一緒に上田へ来たことのある友人の方を旅の仲間に迎えての遠征です。

長野新幹線の下り最速便で、私たち「たまでんクラブ」にとっては定番列車の一つである、あさま505号(途中大宮、上田のみ停車)に乗って現地入り―。早速、上田電鉄別所線のホームへ向かうと、まずは1004Fが迎えてくれました。

今年の1004Fは「上田城千本桜まつり」「丸窓まつり」「夏のスタンプラリー」をはじめ、様々なヘッドマークを前面に掲げ、華々しい活躍をしておりましたが、さすがにこの日は何も取り付けられておらず、ヘッドマークステーもひと休み、といったような感じでした(笑)

そんな1004Fに乗車してまず向かったのは、まい度お馴染みの大学前―下之郷間の撮影地。


・・・さすがにこの日は11月下旬ということもあり、気温はかなり低かったですが、空は見事なまでに晴れ、また周囲の山々は秋らしい色に染まっているという最高の環境でした。
撮影するアングルをいろいろと試しつつ、別所線の列車が来るのを待ち構えていると・・・

上田電鉄別所線 1000系

1004Fに乗ってきたばかりなのにもう1編成の赤帯―なんと1001Fではありませんか!!

4月に発生した踏切事故の影響で、長期間に渡り運用を離脱していた同編成が、ついに元気な姿で再び別所線を走る姿を見ることが出来ました!

ちなみにこの日は4運用(※朝のみ)に充当されており、撮った列車が入庫前のラスト運用だったのでこの後下之郷駅方向へと移動します。

上田電鉄別所線 1000系

1001Fの下之郷駅到着後、上田から乗車した1004Fが別所温泉駅から戻ってきて、赤帯編成同士が並ぶ光景を見ることができました。・・・この光景もまた、本当に久しぶりのことでしたのでとても嬉しかったですね。

1004Fの出発、1001Fの構内入替を見届けた後は下之郷駅へと移動し、ここで復活を遂げた1001Fの上田側の前面を間近で見ます。

遠めにパッと見た限りでは車体の方は何事もなかったかのように見事に修復されていました。

ただ排障器の色が東急電鉄時代と同じ濃いグレーだったり、(同じく踏切事故のあった1003F「自然と友だち2号」も同様。)下り方(=別所温泉側)の前面にはあったヘッドマークステーがなかったりと、そことなく名残りを感じさせる部分も見られましたが、今年は例年以上に上田を訪れている私にとって、復活した1001Fとの再会はまさに感無量の一言でした。

「お帰りなさい、1001F!」


―次回へ続く―