7253編成に乗車してから1時間ほど写真を撮ったり、車内に掲示されている7253編成の写真の数々を眺めていると、いよいよラストラン列車は出発しました。

まずは貴重な下之郷車庫からの出庫を体験、いったん下之郷駅へ入線した後、一路上田駅へと向かって出発します。

7253編成 ラストラン

さてこの7253編成ラストラン列車の定員は100名とありましたが、車内には座席定員を大幅に上回るほどの参加者の方々が見られました。見た限りではおそらく、ほぼ定員いっぱいだったように思えます。

最後の最後のなって改めて、7200系「まるまどりーむ号」の人気の高さを実感します。


途中、踏切の安全確認の関係で各駅に運転停車(※臨時列車のためドア開扉はせず)しながら無事に上田駅へと到着。

車内に添乗されていた上田電鉄の方のアナウンスにもありましたが、7253編成にとっては最後となる上田駅ホームへの入線です。

上田電鉄 7253編成

上田駅のホームは別れを惜しむイベント参加者の方たちで埋め尽くされて(※もちろん私たちもその仲間の一員です(笑))おりました。

7253編成と上田駅、最後の風景をこれでもかと撮影します。

上田電鉄 7253編成

また、上田駅の折り返し時間の合間に上田駅勤務の駅員さんからラストラン列車の運転士の方へ花束が渡されました。

・・・わずか10分間という短い停車時間ではありましたが、7253編成の最後を飾るにふさわしい感動の場面の数々が見られ、見えない花が満開になっておりました。

そして再び、たくさんのラストランイベント参加者を載せた7253編成は最後の上田駅を後にし、千曲川橋梁を渡り、最後の本線走行へと走り出したのでしたー。


⇒次回へ続く