こんばんは、谷風皐月です。

先日、メンバー全員で「たまでんクラブ」としては初となる、秩父鉄道沿線へ行ってまいりました。目的はまい年この時期、広瀬川原車両基地で開催される「わくわく鉄道フェスタ」に行くためでした。

・・・ちょうどこの時期、模型業界にとって大きなイベントであります「静岡ホビーショー」も開催されており、そちらとタイミングが重なっていたことから、なかなか「わくわく鉄道フェスタ」の方へ行くことができなかったのですが、今回ようやく実現となりました。

当日。天気はあいにくの雨模様ではありましたが、今年3月に開業したばかりの上野東京ライン経由のルートで熊谷駅へと向かい、そこから秩父鉄道沿線に入りました。



秩父鉄道 7800系

秩父鉄道の熊谷駅ホームに降り立つと、まず目に入ったのは7800系。

現在の秩父鉄道で活躍する元東急電鉄の車両は、元8500系こと7000系や、元8090系から改造された7500系などがありますが、こちらの7800系は東急8090系の中間車から改造された車両です。

・・・8090系オリジナルの先頭車の3面折妻とは違った真っ平らな前面。まるで大きな1まいガラスをイメージさせるようなブラックフェイスは、実は間近で見るとなんとも個性的なガラス配置と、東急テクノシステム製の改造車らしい、独特な雰囲気がありますね(笑)

秩父鉄道 7500系

さて私たちが乗る列車はこちらの7500系。前面には鉄道むすめ「桜沢みなの」さんヘッドマークが掲げられております。

従来ですと、目的地である広瀬川原車両基地へのアクセスはひろせ野鳥の森駅から15分ほど歩くそうなのですが、なんでも会場の広瀬川原までノンストップで直通運転する臨時列車だということで、せっかくなのでこちらに乗ることにしました。

見た目こそ緑色の帯や、パンタグラフが2台積載された中間車など譲渡された車両ということで、かなり新鮮味を感じますが、乗ってしまえばいつもの聞き慣れた界磁チョッパ制御の音(笑)私たちにとっては大変心地よい走行音を堪能しながら、一路今回の目的地、広瀬川原へと向かいます。


→次回へ続く