さて「2015わくわく鉄道フェスタ」会場では実にいろいろな展示車両やイベントがありました。ただ私たちとして見逃せないのはやはりー

秩父鉄道 東急

東急電鉄ネタでしょう!(笑)

まず目についたのは、敷地内に留置されている東急8500系のデハ8830・デハ8745ー。
この2両は秩父鉄道7000系の2編成とともに、部品取り用として譲渡された車両になります。

ちなみに秩父鉄道にやってきた東急8500系は、すべて8609Fとして編成が組成されていた車両だったりします。

・7001F・・・デハ8609(1号車)、サハ8950(3号車)、デハ8509(10号車)
・7002F・・・デハ8709(2号車)、サハ8926(8号車)、デハ8809(9号車)
・部品取り・・・デハ8830(6号車)、デハ8745(7号車)

7000系の登場当初は東急8500系の廃車が続き、それに伴って7000系もどんどん増えるものと思っておりましたが、結局この8両のみで譲渡は終了ー。その後、まさか8500系よりも新しい8090系が譲渡されるようになるとは思ってもいませんでした。

秩父鉄道 7500系

お次はこの日、会場直通臨時電車として活躍した編成たちの並び―。

このうち東急電鉄からの譲渡車は元8090系こと7500系の7502F・7503Fの2編成がいました。この7500系は全部で7編成いるため、現在の秩父鉄道の主力車両といえる存在でしょう。

ただこうしてみると色こそ違えど、東急大井町線時代に続き前面がグラデーション帯なので7000系よりもあんまり違和感を感じません。・・・もし仮に田園都市線にグラデーション帯が採用されていたら、路線カラーがグリーンなのでこんな感じになっていたのでしょうか(笑)

ちなみにこの並びの左脇には洗浄線体験として、7800系1編成が行ったり来たりしていましたが、この並びと絡めて一緒に写真に納めることはできませんでした。

7800系についてはまた別の機会に本線走行している姿を撮りに来たいですね。


秩父鉄道 7500系

ということであっという間に時間は過ぎ去り、結局イベント終了ギリギリまで現地に滞在しておりました。

最後は7500系7502Fを使用した会場発の臨時電車で影森方面へと向かい、寄居から東武東上線で帰ることにー。


初めての秩父鉄道遠征でしたが、東急分だけに限らず、いろいろと新鮮な体験ができました。
今後も機会があればぜひ、秩父鉄道遠征に行きたいですね。ただ東急電鉄の譲渡車が新たに活躍を開始した鉄道事業者はまだまだありますので、それらも可能な限り、今年は足を運んでみようと思います。

ーおしまいー