※今回の記事もフリーランス(オリジナル)の鉄道模型要素が大量に含まれております。
好き嫌いがあるかと思いますので、閲覧される際はくれぐれもご注意ください。


年に一度の(完全なる身内だけの)お祭り、「たまでんクラブおみまい会2016」ー。

今回はイベント当日に集まった、私たちの時にはガチで時にはゆかいな?作品たちをご紹介してまいりたいと思いますー。

たまでんクラブ 鉄道模型

まずは車両部門。画像の作品たちの製作者は下記のとおりになっております。

左上・・・pierre2427製作
右上・・・なべTEA製作
左下・・・佐倉瑞穂製作
右下・・・谷風皐月製作

例年、メンバーたちはお互いの好きなもの(※鉄道だけとは限らない)に限らず、時には黒歴史?トラウマ?となるものを十分すぎるほど知り尽くしているだけに、ネタを長&短期にかけて振り絞って製作しております。

今回も、全体的には各メンバーの好きな鉄道事業者のカラーリングや車両をテーマとして、塗装ないしラッピングが施された車両が多い感じでしたが、一方で「自分の塗装技術力アップ」「この塗料を使うとどんな仕上がりになるのか試してみたかった」というチャレンジも兼ねられた作品が多いようでした。

・・・私自身も後退&停滞というよりは(たとえちょっとだろうとしても)技術力は前進しているだろうと思っているのですが、一方のメンバーたちの成長?ぶりも見事なもので、いつもながら技術力と発想力には驚かされます(笑)

たまでんクラブ 鉄道模型

さてお次はその他部門ー。これらはいずれもissの作品です。

『車両は出さない時は本当に出番がないので今回は実用性を重視した。』ということで、なんと今回は車両を線路に載せるためのリレーラーをテーマにしてきました。

・・・確かに、おみまい会で製作した車両はせいぜい年1回に開催される「フリーランス運転会」に出るか出ないか程度で、正直に言って出番は大変少ないです。一方、リレーラーは模型で遊ぶ機会があるのであれば、使わないことはほとんどないであろう必需品?ですから、「実用性」という観点からのアプローチは決して間違っていないと思います。

しかも【リレーラーを本線上に置き忘れて車両をぶつける】【電圧を測定できる】【音が出る】【閃光が好き(?)】という各メンバーの特性を理解した工作が施されてあり、斬新なアイテムに仕上がっておりました。この斜め上の発想センスは見事ですね(笑)


といった感じで、いずれもユニークながらも素晴らしい作品が集まりましたが、最後に!
個人的に最もインパクトの強かった作品を1つだけご紹介したいと思います。

たまでんクラブ 鉄道模型

それがこちら。佐倉瑞穂がpierre2427向けに製作した西武101系ー。

・・・パッと見は普通のKATO製の西部101系にしか見えないのですが、なんとこの車両「蓄光
塗料」が車体に塗られており、ご覧のように光をしばらく当てた後に暗くしてみると…見事に光っております(笑)

最近は自分の車両に室内灯を入れられている方も多いかと思いますが、こちらは「車体そのものが光る」仕様ー。この作品は発想も唯一のものですし、技術的な面でもかなりのものだと言えましょう。


まい年お互いの知恵と技術の総力を結集したゆかいな作品が集まる「たまでんクラブおみまい会」ー。今後もこのパワー???を絶やさぬためにも、定期的なイベントとしてやっていきたいと思います。


ーおしまいー