こんばんは、谷風皐月です。
改めまして今年もよろしくお願いいたします。

さて2017年も はや1週間が過ぎてしまいましたが、正月休みは少ないのに仕事の量が・・・という状況でドタバタしておりますほか、【たまでんクラブ】の活動も少しずつ決まってはいるものの、まだまだ計画段階にあるため、当面は『私が2016年内に書きたかったんだけど書けなかったシリーズ』ということで書いていきたいと思います(笑)


ということで今回は昨年、マイクロエースから発売されました「上田電鉄7200系 まるまどりーむ号 2両セット」についてご紹介してまいりたいと思います。

マイクロエース 上田電鉄7200系

上田電鉄7200系の実車については当ブログをご覧くださっている方なら重々承知かと思います(笑)ので割愛させていただきまして・・・。

Nゲージの鉄道模型としては2013年4月にTOMIYTECの【鉄道コレクションシリーズ(以下鉄コレ)】として、既に発売されております。

・・・当時、狂喜乱舞した私は喜びのあまり、とてつもない量を購入した(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=1385&catid=22)のは懐かしい???話ですが、それから3年あまりの時を経て、マイクロエースからも発売となりました。

大の上田電鉄好きを自称する私としては「これはぜひ買わねば!!」ということできっちり購入(※ただし今回は冷静に1セットだけ)してまいりました。


ちなみに鉄コレ、マイクロエースともにモデルとなっているのは2017年1月9日現在も上田電鉄別所線で活躍している7255Fということで、両者を比較しつつ見てまいりたいと思います。



鉄道模型 上田電鉄7200系

まずは別所温泉方の先頭車である7555号車の車体ー。

全体的に見てみますと(当たり前な話かもしれませんが)マイクロエース製品の方が断然塗装がキレイですね。特に紺色の部分は個人的な感覚ではありますが、暗めな色合いが実車のイメージにドンピシャな気がします。

ただ床板パーツだけ見れば、鉄コレがかなり暗めの赤色(赤茶色?)に対し、マイクロエース製品は明るい赤色(桃色?)になっており、実車が木目調の内装+赤い座席モケットという組み合合わせで考えると、鉄コレの方が雰囲気は近いと思います。

(※とはいえ鉄コレはそのままだと室内灯は組み込めないですし、動力を組み込む場合は不要となるパーツなのでほとんど生かせませんが。)


また、個人的に面白いと思ったのは妻面ー。

鉄コレは検査表記や銘板類を印刷やモールドなどで再現しているのに対し、マイクロエース製品では省略されているものの、その代わりに?幌が別パーツ化されていてリアリティーがあるといった感じで、メーカーによって力の入れどころの違いが見られました。


鉄道模型 上田電鉄7200系

お次は屋根と床下回りー。

屋根の部分で個人的にちょっと驚いたのがマイクロエース製品の分散クーラー。
なんとメッシュ部分が別パーツになっており、メリハリをつけていました。

・・・鉄コレに限らず、過去に東急7200系、7600系として未塗装キットを発売したgreenmaxもそうなのですが、クーラーのメッシュ部分はモールドになっているだけでカバーと全く同じ色というのが一般的でした。

なので私の場合は画像のようにガンダムマーカー墨入れペン(黒)で色差しをしてメリハリをつけているのですが、マイクロエースでは最初からそれがなされているので、これは地味ながらも大変嬉しい配慮でした。(※ただ個人的にはもうちょっとだけ濃い目の色だったら文句なし!な感じでした。)


また床下機器も鉄コレ、マイクロエース製品ともにほぼ同じなのですが、配置位置自体はかなり違っていいます。

自分で撮影した写真を見る限りではマイクロエース製品の方に軍配が上がる感じですが、鉄コレの場合は床下パーツの構造的に限界があると思われますのである程度は仕方ないかもしれません。


次回は上田方先頭車の7255号車を見てまいりたいと思います。


⇒次回へ続く