平日朝ラッシュ時間帯の阪急電鉄を満喫した後は、阪急京都線の西院駅まで移動し、そこからはバスと徒歩で「京都鉄道博物館」へとやってまいりました。

京都鉄道博物館

「京都鉄道博物館」へはミュージアムショップのある旧二条駅建屋には何度か立ち寄ったものの、施設全体を見学するのはほぼ1年振りとなりました。

前回訪れた時(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=3023&catid=16
)は、オープンしてから最初の夏休みシーズンということで、お子様連れのご家族を中心に、大変多くの人で賑わっておりましたが、今回はだいぶ客足も落ち着いてきたのか、程よい混み具合でした。

なので前回は人が多すぎて写真撮影することができなかった500系新幹線の展示車両も、この日はバッチリ撮ることができました(笑)

プロムナードと本館を一通り回った後は、前回ほとんど見学することができなかった「旧梅小路蒸気機関車館」のエリアへー。

京都鉄道博物館

このエリアで一番の人気と言えばやはり、乗客を乗せて延長500mの展示線を往復運転する「SLスチーム号」でしょう。

「SLスチーム号」を牽引するSLは複数存在しますが、この日はSL好きの方ならば知らない人はいないであろう、人気の高い名機 C62-2号機(※愛称:スワローエンゼル)が牽引しておりました。

私個人としても、除煙板に取り付けられた「つばめマーク」のあるこのC62-2号機は子供の頃から強く印象に残っていたためか、かなり好きなSLです。・・・実は「SLスチーム号」の牽引機として動く姿を見るのは初めて(※過去に見たのはD51-200号機 or 8620形8630号機ばかりでした。)だったので、一人で勝手に感動しておりました(笑)


京都鉄道博物館

さて、「SLスチーム号」だけではなく扇形機関庫の中ももちろん見学ー。

こちらの扇形機関庫、大正時代に作られた鉄筋コンクリート造の大規模な車庫ということで、国の重要文化財、準鉄道記念物、土木学会選奨土木遺産と数々の指定を受けています。

さらに引き込み線の数も全部で40線(うち扇形車庫は20線)もあり、転車台とこの扇形機関庫を加えた施設、設備は間違いなく鉄道史に限らず建築物としても大変価値のあるものに違いありません。

・・・「旧梅小路蒸気機関車館」時代から含め、何度か来たことがあったくせに、この歳になってようやく「(~だから、〇〇が)すごいんだな・・・。」というのが分かった気がします。(←遅い)



今年の私はGWの時に「SLばんえつ物語」号に乗車したり、KATOから発売されたC11をかなり気に入っていたりとちょっとしたSLブームになっているので、さすがに機関庫を導入するのは場所と予算的に無理でも、SLを含めた【機関車+客車 or 貨車運転会】とかやってみたいなぁ。と思った今回の京都鉄道博物館見学でした。


⇒次回へ続く