長らく続いて参りました、株式会社フローベルデ様のペーパーキット
「日本の名駅シリーズ 上田電鉄 八木沢駅」製作記も、ついに今回で最終回です!

それでは谷風皐月流「八木沢」駅を一気に仕上げて「まい」りましょう!




フローベルデ


まずはホームの柵を製作します。

私はまず縦の柱をホームに接着してから、その後横の柱を貼り付けていく方法を取りました。

※柵そのものを完成させてからホームに接着、という形でも問題はないと思いますので、
 実際に作られる方のお好みで問題ないと思います。



八木沢駅

ちなみに八木沢駅は600V時代は木組みの柵だったようですが、
現在は金属の手すりとなっており、仕様が違っております。

またホーム自体も、コンクリートで補強?してあったり、簡素な作りになっていたりと
駅舎のある部分から上田側が大きく変わってます。

実際はかなりの改造が必要と思われますが、今回はとりあえず既存のパーツで対応・・・
というコンセプトの元、極力現行に近づけてみたいと思います。


まず、トイレは現行使用していないためか柵で立ち入りできないようにしてありますので、
それを再現してみました。

パーツはホームの柵と全く同じものを使い、足だけ3分の1くらいのサイズにカットした上で
接着しました。ちなみに柵の色は上田側は白、駅舎より別所温泉側はマホガニーで塗りました。


それ以外にはホームのコンクリ補強部分をシートの端材をカットした上で、グレーに塗ったものを
貼り付けたり、ベンチの設置を行ったりしました。

ベンチはTOMIXのホームに付属するベンチを使い、一部カットした上でガンダムカラーの
ガンダムブルーで塗りました。(※実際はもっと薄い色で塗った方がいいと思います。)

という訳で、いろいろ工夫を行ってきましたがついに完成です!


八木沢駅


--感想総括--

八木沢駅のキットは、素組みでしたら1時間強、塗装を入れても2~3時間もあれば
完成してしまいます。

ただホームの柵など一部細かい作業がありますため、そこは多少時間に余裕を持って
取り組まれた方がいいかもしれません。

また600V時代と現行でだいぶ違いがありますため、それぞれを再現するには、
色々と資料集めが必要です。(特に塗装部分)

しかしキットそのものは大変素晴らしくリアルに再現されておりますため、
それっぽい色でも十分なものが出来上がると思います。

後このキットにはホームもついておりますので、架空私鉄の駅など様々な応用も
可能と思いますので、オススメです!

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未塗装で組み立てはちょっと・・・と言う方も意外にやってみると楽しいですよ。

たとえ完成品のように綺麗にできなくても(※私のように)、
自分の手で作り上げると自然と愛着がわいてきて、完成品を手にすることと
違った満足感、充実感があります。

皆様もぜひ一度やってみてはいかがでしょうか?


おしまい