別所温泉駅⇒八木沢~舞田~中野間⇒寺下駅周辺と、上田方向へ向かいつつ沿線で別所線の撮影を続けた私たち。

寺下駅から別所線に乗った私たちが向かいましたのはー。

上田電鉄 別所線

はい、午前中にも訪れた城下駅でした。

午前中は5200系が展示されている下りホームから別所線の営業列車である1000系を撮影しました(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=4896&catid=5)が、今度は逆に1000系の車内から5200系を撮影しようということでやってきたのでした。

・・・こうしてみると(今回の上田遠征の記事で何度同じことを書いたのか、もはや覚えていませんが)5200系の下り列車が列車交換のために待機しているように見えるのでした。

さてせっかく城下駅まで戻ってきましたのでー。


上田電鉄 別所線

午前中に続き、再度別所線の営業列車と5200系の並びを撮影ー。

もう夕方の時間帯に差し掛かっていましたので、夕日に照らされた1000系(1001F・1004F)と5200系を撮影。

私たちの上田遠征では、夕方の時間帯にここ城下駅で車両並びを撮影することは非常に多いのですが、いかんせん今回は、普段下之郷車庫に保管されている5200系が片方の被写体なのですからとても新鮮でした。

夕日の光に反射した5200系のステンレスの輝きはとても登場から60年以上が経過した車両とは思えない見事なものです。(※こちらも同じことばかり繰り返して言っておりますが、心の底からそう思っておりますのでご了承ください。)

ただしばらく撮影していると、突然冷たい風が吹きはじめ、上田駅方面の空は真っ黒な雲で覆われており、「これは絶対雨が降るな・・・。」ということでー。

上田電鉄 代行バス

最後は城下駅から上田駅温泉口までを結ぶ代行バスに乗車することにしました。

夕方の時間帯ということもあって、そこそこの乗客を乗せてバスは出発。
約10分ほどの所要時間で上田駅温泉口に到着しました。

城下駅の目の前にバスが発着してくれるので思っていたよりは便利に感じたのですが、とはいえどうしても列車⇔バスへの乗り換えという手間は発生してしまいますし、従来の別所線であれば約2~3分で着く距離。やはり別所線の一日も早い完全復活が待ち望ましいとも思うのでした。


2019年10月に発生した台風被害による影響と、復活へ向けて着実に進んでいる様子の両方を垣間見れた今回の上田遠征。

改めて上田電鉄別所線の魅力と、またこれからもずっと別所線を応援していこうという思いを再確認した遠征となりました。とりあえず2021年3月28日に予定している全線運転再開後は当然のことながら、もう1回くらいは復旧に向けた変化を覗きに、現地へ行きたいと思います。


ーおしまいー