こんばんは、谷風皐月です。

先日、「たまでんクラブ」の中京支部メンバーに誘われまして、8月下旬の上田以来となる信州長野へ行ってまいりましたので今回からその時のお話をいたします。

・・・私が長野へ行くといえば、ほぼ100%上田→上田電鉄別所線という流れがお決まり(笑)なのですが、今回はー。

北陸新幹線 長野駅

上田駅ではなく長野駅へやってまいりました。ただこの日はあいにく仕事が入ってしまい、仕事を片付けてから直行したため、長野駅に到着した時点で既に夜。

今回の遠征のメインは翌日とはいえ、さすがにそのまま宿へ直行したのでは少し寂しいということで、私自身は大変ご無沙汰となる、長野電鉄に乗車することにしました。

長野電鉄 長野駅

という訳で早速、JR長野駅から地下へと下りて長野電鉄の長野駅へやってまいりました。

私を迎えてくれたのは元小田急電鉄の10000形「HiSE」改め1000系「ゆけむり」と、元東急電鉄の8500系。

・・・長野駅のハズなのですが、ホームに停車しているのは東京や神奈川で見慣れた車両たち。しかも譲渡前と外観はほとんど変わっていないので、むしろ帰ってきた感じがするから不思議な感じですね。

まあ私の場合ですと、8500系に至っては生まれた時から現在に至るまで、日常生活で乗車する大変縁が深い車両な訳ですから尚更そう感じてしまいます(笑)


さて時刻表を見ると8500系の普通列車が先発、1000系「ゆけむり」のB特急が後発ということで、どちらに乗っても時間的に戻ってくることは可能だったのですがー。

長野電鉄 8500系

(当ブログをご覧くださっている方にとっては言わずもがなとは思いますが・・・)迷うことなく8500系の普通列車に乗車することを選択(笑)

発車時間まではまだ少し余裕がありましたので外観、車内と少しばかし撮影しました。


東急電鉄から8606Fが引退(※両先頭車は訓練用の教材として東急テクノシステムでの保存が決まったようですね。)した今となっては、排障器(=スカート)なし+前面赤帯の
8500系はここ長野電鉄にしかおりませんので、営業運転に入る車両としては最も原型に近いスタイルを保っている、と言えますでしょうか。

個人的には室内灯の大半がLED照明に変わっていた点が気づいた変化点といったところでして、それ以外は長野電鉄へやってきた姿のまま、さらに言えば東急電鉄時代からも大きくは変わっていない姿に妙な安心感を得ました(笑)


久しぶりのような、日常とほとんど変わらないような、なんとも言えない気分の中、長野電鉄8500系の乗車旅を始めるのでした。


→次回へ続く