こんばんは、谷風皐月です。

マイクロエース はやとの風

今回は久しぶりに鉄道模型のお話ということで、マイクロエースから発売されました、【キハ147+キハ47 はやとの風2両セット】をご紹介したいと思います。

「はやとの風」は2004年から吉松ー鹿児島中央間で運行を開始したJR九州の臨時特急列車(※定期列車だった時期もあります。)ですが、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により運休が続いており、2020年12月現在も運行は再開されていません。

さてそんな「はやとの風」ですが、鉄道模型(Nゲージ)では今回の製品が初ではなく、2012年2月にマイクロエースから3両セットとして発売されました。今回の製品はセット構成を2両に+一部仕様変更のうえ発売されたものになります。

2両セットということでケースはコンパクトですね。また付属品もシールのみとシンプルなものになっています。



マイクロエース はやとの風

ということで早速ケースから車両を出して前面・妻面を見てみます。

「はやとの風」は特急列車でありながらも、ベースとなった車両はキハ40系列ということで、あんまり特急列車っぽさはないのですが、旅客車両としては珍しい黒のカラーリングと、金色のロゴや文字・数字が特別な列車であることを感じさせます。

余談ながら・・・私は2012年2月に発売された3両セットも発売当時買おうとしたのですが、実際に出た製品の車体カラーが黒というよりは明らかに青っぽい(ダークブルー?)色だったため見送ったのですが、今回の製品はちゃんと黒になっていましたので8年越しに導入が実現した形となりました(笑)

キハ40系列に詳しい「たまでんクラブ」メンバーからすれば、マイクロエースのキハ40系列は他社製品と比べるといろいろと気になる点はあるそうなのですが、私個人としては(全然実車に詳しくないのが幸いして)きれいな塗装+印刷だけで十分だと思います。

マイクロエース はやとの風

お次は車体側面や屋根、足回り等々ー。

足回りはグレー、所々に金色のロゴや数字・文字などがアクセントになってはおりますが、やはり全体的に渋いと言うか真っ黒ですね(笑)ただ私自身黒は好きな色なのですごくいい感じです。

面白いのがキハ147-1045とキハ47-8092で屋根のクーラーの色が違っている点。

「はやとの風」編成は最初キハ147-1045とキハ140-2066で組成されていましたが、数年後にキハ47-8092が加わりましたので、その改造時期の違いによるものでしょうか。(※ちなみにキハ140-2066は後に「指宿たまて箱」仕様に改装。)

2両のコンパクトな編成と言えど、目立つ違いがあるのも面白いですね。

さてこのマイクロエースの「はやとの風」セット、とりあえずカプラーの交換や室内灯の組み込みなどを行いたいのですが、【おみまい会】の開催が近づいておりますのでこの一大イベントを無事に終えてから手を加えたいと思います。


ーおしまいー