こんばんは、谷風皐月です。

先日、私たち「たまでんクラブ」にとって、恒例行事となる【おみまい会】を開催いたしましたので、今回からそちらの話をしたいと思います。

・・・毎年説明をさせていただいておりますが、【おみまい会】はメンバー自身の技術力やアイディア力の向上を図ることに目的に、各自が持て余している?在庫品や、新たに試してみたい材料を活用して製作したアイテム(通称:おみまい品)を交換し合う会となります。


今回は私、谷風皐月が製作した車両たちを紹介していきたいと思います。

私の「おみまい品」は昨年に引き続き、『京阪電鉄の車両を種車として使用すること、また京阪電鉄のカラーに塗ること禁止!』というルールを己に課したうえで、色々なものを作ってみようということで挑戦しました。

たまでんクラブ 鉄道模型

まずは東京都世田谷区または京都市内を走っていそうな車両たちー。

具体的には画像右側の2両が鉄コレの京都市交通局2000形を東急世田谷線で活躍していた旧型車カラーに塗り替えたもの。一方左側の2両はMODEMOの東急電鉄デハ150形を京福電気鉄道(嵐電)の旧塗装に塗り替えたものになります。

前者はライトグリーン一色に塗ったらデハ70形・デハ80形っぽくて世田谷線を走っていても違和感はなさそうと思い実践、後者は反対に、東京で活躍した車両を京都で走る車両のカラーリングにということで実践しました。

元の車両のデザインが秀逸なためか、両方ともそんなに違和感のない(=
=面白みはあんまりない)感じに仕上がったのではないかと思います(笑)

たまでんクラブ 鉄道模型

お次は長野あたりを走っていそうだけど、なんかカラーリングがおかしい(笑)車両ー。

KATOのJR(国鉄)の115系1000番台を種車に、あるメンバーの大好きな、ある国の地下鉄車両と同じカラーリングに塗ってみました。

イメージはやはり、走る115系博物館といってもいいほど、たくさんのカラーバリエーションが見られるしなの鉄道の115系でして、「台湾鉄路管理局とのコラボカラー編成が存在するのだから、他の国の車両とのコラボカラー編成がいてもおかしくはあるまい。」という安直な発想で塗ったものになります(笑)

既に再現するための塗料レシピは、他の「たまでんクラブ」メンバー+送り付け先の本人によって明確になっていましたので、あっと言う間に完成しました。

・・・しかしまさか後に、モデルにしたしなの鉄道で、115系を存分に満喫することになろう(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=4980)とは夢にも思いませんでした(笑)


たまでんクラブ 鉄道模型

最後は中京支部エリア(というか名古屋)あたりを走っていそうな車両たちー。
製作したのは以下のとおりです。

・鉄コレの名鉄6000系を、同じく名鉄の最新型通勤車両である9500系カラーに塗り替えたもの。

・GM未塗装キットの東急8590系を、JR東海に導入される予定の新型車両315系チック?にしたもの。

製作のきっかけは315系のイメージ図を見た際、前面のデザインが東急8590系に見えなかったことが事の始まりでして、そこから「今年の会場は名古屋だから、JR東海だけでなく、名鉄の車両も用意しよう。」といった感じで発展して出来上がりました。

名鉄6000系の方は、名鉄スカーレッドの塗料が手に入らなかった関係で、デフォルトの車体色の赤を『残した』マスキングで塗ったという荒業(笑)をやり遂げたほか、スカート(排障器)やパンタグラフなども極力9500系のイメージに近づけました。

一方8590系(315系8590番台?)の方も、ただ単に塗装を315系チックにしただけでなく、実車と同様4両編成としたほか、連結器&スカート(排障器)・パンタグラフ・床下機器やトイレの設置など、無駄なこだわり?を随所で発揮したのですが、結果としてどっちつかずな不思議な車両が出来上がりました(笑)


という訳で私が作成した車両たちの準備は万端???ということで、中京支部メンバーたちの待つ、今回の【おみまい会】開催地の名古屋へ向かうのでしたー。


→次回へ続く