さて今回も私たち「たまでんクラブ」メンバーが製作しました時にはガチ、時にはネタにのみ突っ走った「おみまい品」たちを紹介してまいりたいと思います。

たまでんクラブ おみまい会

ということで4人目に行き渡った「おみまい品」たちー。
画像左側より作品の種車とネタは以下のとおりです。

1.KATO 近郊形ホーム(対向式)DX+テープLED照明搭載
2.MODEMO 東急150形(ロンドンバス???風)
3.鉄コレ 長野電鉄2000系(近鉄一般車色)
4.TOMIX JR東日本E501系(E531系赤電復刻色)

今回の「おみまい品」の中では最も種車もネタもバラバラな感じのするラインナップとなりました(笑)

・・・鉄コレの長野電鉄2000系はおそらく、【たまでんクラブおみまい会】の歴史の中で最も「おみまい品」として使われている種車であり、カラーバリエーションの多さはダントツかと思われます。ちなみに今回誕生した近鉄カラーですが、私個人の感想としては実在した近鉄800系にしか見えず、違和感が全然ありませんね。

一方違和感しかないのがロンドンバスのような何か(笑)

東急150形の車体を重ねて2階建て???構造としたその姿は香港トラムを彷彿とさせるのですが、真っ赤なカラーリングに「きかんしゃトーマス」シリーズのキャラクターと思われる顔があるあたり、おそらくロンドンバスがモデルになっているのではないかと思いますが、問題?はその収納ケースー。

なんと制作者本人が過去に食べたであろう駅弁の容器を活用し、車両を収納しても違和感がないよう、紙粘土で駅弁の中身を再現したという、私を含む他のメンバーの理解力と腹筋を完全に破壊し、コメントを出すことすら不可能にさせる究極の代物が爆誕してしまいました。

・・・ホント、どうすればこのような発想に至るのか、メンバーの中で最も付き合いの長い&一緒に行動する機会の多い私ですら理解できません。もはやすごいを超越して恐いです(笑)(※最大級の誉め言葉です。)

たまでんクラブ 鉄道模型

そして最後の5人目。こちらは私の元へとやってきた「おみまい品」たちになります。
こちらも画像左側より作品の種車とネタは以下のとおりです。

1.TOMIX 対向式ホーム(都市型)+テープLED照明搭載
2.鉄コレJR東海119系(JR常磐線103系=エメラルドグリーン色)
3.KATO E5系新幹線(お寿司屋仕様)
4.鉄コレ西鉄6050形・7000形(京阪電鉄一般車=シティコミューター色)

私の元へやってきた車両は見事に「緑色」でテーマが統一されていました。
京阪電鉄にJR常磐線、プラットホームのいずれも私の趣味&嗜好を的確に捉えた、大変素晴らしい作品ばかりですが、一番目をひくであろうは屋根が大変賑やか(笑)なE5系ー。

こちらは以前製作したメンバーと一緒に行った、レールの上を新幹線の形をしたプレートがオーダーした商品を運ぶという、回らないお寿司屋さんから発想を得て作ったもののようです。

寿司ネタだけでなく「あがり(=お茶)」まで用意されており、いずれもマグネットで脱着できるほか、レイアウト上で走らせることを無視して搭載した(笑)サウンドユニットは本物の回転寿司屋で流れるメロディーが録音されており、そのこだわりはお見事のひとこと。

ただ「響け!」と言わんばかりに、私の心へグサッと突き刺さるメロディーやネタなんかも録音されており、私の趣味というよりはどちらかというと弱点といいますか、急所をつく逸品となっておりました(笑)

ということで今回の【おみまい品】が全て出揃いましたので最後はー。

たまでんクラブ 鉄道模型

各メンバーへ行き渡った【おみまい品】の中で、それぞれが選出したMVP作品たちを並べての記念撮影ー。

今回は「光」「音」といった様々なギミックもあれば、【おみまい品】の素材として車両はもちろんのこと、ストラクチャー(プラットホーム)や駅弁の容器など、大変濃い品々が集結しました。

最も強いインパクトを残したという点では、駅弁の容器を使った車両ケース???に勝るものはありませんでした(笑)が、どの作品も私たち「たまでんクラブ」メンバーらしい、力作ばかりだと思います。


贈り、贈られる喜び(時には恐さ?も)と作ることの楽しさ、今年も様々な感情が入り混じった最高のイベントとなりました。

withコロナの時代下ということで、少しずつ開催期間が伸びてしまってはおりますが、私たち「たまでんクラブ」にとっては最もオリジナリティーと伝統のある行事になっておりますので、今後も定期的に続けてまいりたいと思います。


ーおしまいー