午前中から高山線(高山本線)沿線でキハ85系の撮影を続けてきた私たち。
空もいよいよ夕方の時間帯という感じになりましたので、ぼちぼち撤収ー・・・かと思いきやー。

JR東海 名古屋車両区

最後に、名古屋駅近く(最寄り駅で言うとあおなみ線のささしまライブ駅?)にある名古屋車両区へとやってまいりました。

私たちが到着したのは日没間近という、撮影できるギリギリ(※私の実力+機材という意味で)の時間となりましたが、夕焼けに照らされて輝く名古屋の高層ビル群を背景にキハ85系、HC85系、キハ25形といった所属車両たちを撮影できました。

もうすぐ日が落ちるということで、最初はすぐに撤収しようと思ったのですが、名古屋車両区の構内を見てみると、ちょうどキハ85系が動き出しそうな雰囲気でしたのでもう少し粘って撮影をすることにー。

キハ85系 特急「ひだ」

ということで名古屋車両区構内を走るキハ85系を撮影―。

様子を見てみますと、特急「ひだ」として名古屋駅まで走り抜けたであろう編成のままだったり、編成組成の関係で中途半端な両数の編成だったりと、気動車ならではの光景が見られました。

この光景がHC85系の場合ですと、基本的には編成単位(4両または2両)で構内の入れ替えが行われる感じになるのでしょうか。キハ85系が現役を引退したあとも1度くらいは覗きに来てもいいかもしれませんね。

といった感じでしばしキハ85系を観察&撮影していますと、とうとう日没を迎え、気温もさらにグッと冷え込んでいよいよ撤収!かと思いきやー。

キハ85系 特急「ひだ」

中京支部メンバーの強い勧めを受け、最後の最後ということで名古屋車両区のほぼ端?にあります転車台を見に行くことにしました。

するとキハ85形が単行で転車台へ向かってきたので、『もしかしたら方向転換するかも!?』ということで、寒さにも負けず跨線橋の上からカメラを待ち構えてその時を待っていたのですが、残念ながら写真の位置で停止。そのままバックして検車庫の中へと入っていってしまいました。

結果的に転車台を使って方向転換する様子は見られませんでしたが、それでも私の地元では見ることのできない、気動車ならではの風景を見ることができましたので満足だった一方、寒さと撮影環境も私の限界を超えました(笑)ので完全撤収しました。


今回は午前中から日没まで、ひたすらキハ85系を追いかけた一日となりましたが大変いい機会でした。

キハ85系が特急「ひだ」から引退するダイヤ改正まで残り1か月ちょっとということで、「ひだ」の走る東海道線(東海道本線)や高山線の沿線は、ますますフィーバーしそうですが、もう1回くらいチャンスがあれば撮影に行きたいと思います。


ーおしまいー