KATO「東武鉄道 東武スカイツリーライン 50050型」セット② (2023年6月30日)
KATOから発売されました「東武鉄道50050型」セットをもう少し細かく見てまいりましょうということで、まずは先頭部と妻面ー。
先頭部分の種別と行先、運番表示器パーツですが【66T 急行 久喜】がデフォルトで取付済となっています。
基本セットの付属パーツやステッカーを使うことで他の種別(準急・各駅停車or各停)や行先(中央林間・南栗橋)・運番のものに交換できますが、私的にはデフォルトの組み合わせがなんかしっくり来ましたので、このままにしようかなと思います。
・・・それにしても、いつも同じことを言っているのですが、KATO製品は(実車に忠実かという点はさておき)非常に良い感じの雰囲気に仕上がっていると思います。
50050型の場合ですと個人的には先頭部の独特な前面ステップ・スカート(排障器)といった連結器回り?の印象が良いように感じました。
さてお次は車体側面ならびに側面標記類のアップ写真ー。
50050型は製造年次によって若干の違いがありまして、51051F~51060Fまでは側面の窓ガラスが固定式(→現在は開閉可能な仕様に改造済)に対し、51061F~51068Fは一段加工窓になっています。
今回のKATO製品は51064Fがモデルということで後者の仕様になっています。(※ちなみに51051F~51060F仕様の製品はマイクロエースとグリーンマックスから発売されています。)
また、KATOの公式サイト(https://www.katomodels.com/product/n/tobu50050)によりますと、先に発売されました東武50070型と先頭車車体長や、車端部の側窓の位置を作り分けているとの事です。
私自身は50070型を所有しておりませんので比較することはできないのですが、東急5000系シリーズよろしく走行線区の違いで細かな作り分けをしているのはさすがですね。
お次はクーラー、パンタグラフといった屋根機器類や台車ー。
・・・東急車と違って、あまり実車の屋根や台車を真面目に観察していない←ので、とやかく言えることがない(苦笑)のですが、書籍やネットなどの写真で見てみた限りではこちらもいい感じの雰囲気に仕上がっているのではないかと思います。
ただ実車は地下鉄直通車両ということで、検査出場直後でもない限り、ほぼ全ての編成の屋根やクーラー(下手をすれば車体も)が茶色っぽく汚れているイメージなのでちょっと綺麗すぎるような気がしますね(笑)
実写に近づけようとするならウェザリングをしてあげた方が雰囲気は出そうな感じがします。
ということでさっと紹介を終えまして(※正直なところあまり書けることがなかったとも言う)、最後はKATOから発売されました半直シリーズの車両たち(左から東京メトロ18000系、東急5000系、東武50050型)を並べてみました。
・・・マイクロエース、グリーンマックスに続き、KATOも自社製品だけで東京メトロ半蔵門線を通じた相互直通乗入各社の車両が揃えられることになりました。
※マイクロエースは東急5000系、東京メトロ8000系・08系、東武50050型が製品化済。
※グリーンマックスは東急8500系・5000系・2020系、東武30000形・50050型が完成品として発売済。東京メトロ車は未塗装板キットから一応8000系が製作可能。
いざ半直シリーズの車両を集めようとするときに、ユーザー側の選択肢が1つ増えるのはいいことですね。(※一方で後発品の方がだいたいいい出来栄えであることが多い?ので、既に手元にある同じ車両形式を抱えた時にどうしようという悩みもありますが。)
せっかく私も3社の直通車両が揃いましたので、機会があれば運転会の際に出して遊んでみたいと思います。
ーおしまいー