こんばんは、谷風皐月です。

・・・2024年に入って早々、能登半島で最大震度7の地震(※被害に合われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。)が発生、また羽田空港では航空機の衝突事故が発生と、悲しいニュースが続いておりますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。


さて、今年の「たまでんクラブ」ブログの最初を飾ります記事は、昨年=2023年の話となりますが・・・年末に開催しました忘年運転会のお話です。

私たち「たまでんクラブ」にとっては毎年恒例となる忘年運転会。

場所はいつものように東神奈川にあります『鉄道模型・レンタルレイアウトのお店 PLUS PORT(プラスポート)』様にて、1~11番線のNゲージ路線全線貸切で開催しました。

たまでんクラブ 運転会

今回の忘年運転会は中京支部メンバーの希望により『内燃機関(=主に気動車・ディーゼル機関車)』というテーマになり、私を含む参加者5名が思い思いにテーマをクリアする車両たちを持ってきておりました。

ということでいつものように、運転会の様子=当日集結した車両たちをさらっとご紹介してまいりたいと思います。

たまでんクラブ 運転会

まずは地上線(7~10番線)の駅周辺ブロック。

7~8番線は東海・東北(特に秋田県)地方の車両たちが中心で、9~10番線は北海道の車両たちが中心に集結。さすが『内燃機関』というテーマということで、(当たり前ですが)見事に電車や電気機関車といった、架空電車線集電方式の車両が全くいません。

・・・私が保有する模型は圧倒的に電車が多い(※京阪電鉄・東急電鉄・JR常磐線など)ので、とても新鮮な光景でした。

ただ基本的に気動車か、ディーゼル機関車+客車or貨車しかいないものの国鉄、JR、第三セクターと様々な鉄道事業者の車両たちが揃いましたし、車両の種類も普通列車用・特急用・ジョイフルトレインに加え、客車改造気動車といったネタ車からフリーランス車両に至るまでバリエーションはとても充実しており、大変賑やかな感じでした。

個人的にはJR東海のキハ85系と、JR北海道のキハ183系が2023年中に引退しましたので、2023年の忘年運転会には欠かせない車両だなぁと思いました。


たまでんクラブ 運転会

さてお次はプラスポート様のレイアウトで最大規模を誇る11番線ー。

こちらは九州・四国地方に加え、山陰・北陸地方といった日本海側の車両たちが集結。こちらはほぼ1人のメンバーで用意された車両たち(※真っ先に11番線を確保したのも分かる気はします。)となっておりますが、よくもまぁこれだけ広い範囲のエリアの車両をたくさん持っているんだな、と改めて感心?した次第です。

※むしろ京阪8000系はじめ、同じ車両ばかり買って、それだけでとんでもない両数を保有している私の方がイレギュラーな存在だとは思いますが。

ちなみに11番線で最も注目を浴びていたのはヤードに整然と並んだJR九州のキハ183系1000番台でしょうか。なにせ実車は1編成しか存在しないのに5編成も並んでいるのですから、まさに模型ならではの光景と言えます。

なおキハ183系1000番台の実車は【オランダ村特急】→【ゆふいんの森Ⅱ世】→【シーボルト】→【ゆふDX(旧色)】→【ゆふDX(新色)】→【あそぼーい!】という変遷を辿っておりまして、この日は【シーボルト】を除くバリエーションが揃っておりました。


また、11番線の機関庫にはDE10型を中心とするディーゼル機関車が集結。

北海道から九州、貨物に至るまで、元々カラーバリエーションが大変多い機関車ではありますが、国鉄時代からの原型色がほとんどいない(※メンバーの一人曰く「原型色が入った車両ケースを持ってくるのを忘れた。」とのこと)というのは、ある意味我々「らしい」ところでしょうか。

2024年はDE10型の後継車両であるDD200型がTOMIXから発売予定ですから、そのうちDD51やDF200も含めたディーゼル機関車並びなんかも面白いかもしれませんね。


たまでんクラブ 運転会

お次は高架線(1~6番線)ブロック。

今回はテーマを満たす車両の保有数が多いメンバーが軒並み地上線側へ行ったため、あいちらと比べれば控えめな感じではありますが、東日本エリアを中心に、北海道から九州に至るまで色々な車両たちが集結。

ちなみに私はこちらのブロックに配属?されたのですが、キハ58系や鹿島臨海鉄道の車両など、11月の常磐線運転会からの続投グループに加え、JR東日本のキハ110系列をはじめ、持てる総力を結集しましたが、まぁ少ないですね。これでもだいぶ増えた方ではあるのですが、改めて自分がテーマ運転会に弱いというのがわかります。

とまぁ自分の話はさておきまして、高架線側で一番注目を浴びたのは、ゲストの方が持っていらっしゃった動力化された阿佐海岸鉄道のDMV-931号(未来への波乗り)でした。

TOMYTECから『鉄道コレクション兼バスコレクション』というダブルブランド?で発売された珍しさから、私も購入した(http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=6414&catid=14)車両ですが、TOMYTECではないものの、動力化パーツが発売されていたのですね。

さすがに車両のサイズを考えると、動力ユニットの走行性はものすごく良いという訳ではないようですが、こうして走らせて遊べるだけでもすごいな、と思いました。


ということで、2023年の締めを飾るにふさわしい運転会となったかと思います。

次回以降は【標準軌】【第三セクター】というテーマが既にメンバー間で話にあがって開催する方向性で決まっておりますので、これらテーマ運転会のほか、特にお題なし=フリーな運転会も合わせて、2024年も「たまでんクラブ」として運転会を開催してまいりたいと思います。


ーおしまいー