さて、蒲田駅で池上線と東急多摩川線をさらっと撮影した後は再び池上線に乗って今度は雪が谷大塚駅で下車。そこから歩いてー。

東急電鉄 1017F

はい、雪が谷検車区周辺へやってまいりました。

最初は「こんだけ1000系と1000系1500番台ばっかり走っているならもしかしたら1017Fが来るかも。」と思っていましたが、残念ながらこの日は電源こそ入っているものの、検車庫の中で眠っておりました。

・・・相変わらず私は池上線&東急多摩川線を走るクラシックスタイルというかリバイバルものの編成との相性はすごく悪いようです(笑)

ただその代わりと言ってはなんですがー。

東急電鉄 池上線

・・・雪が谷大塚駅を出てすぐの踏切から覗ける景色がご覧のように、7700系が見事に集結しておりました。

1000系1500番台の入線によって、少しずつ数を減らしてきている7700系をこれだけまとめて見れるというのはある意味ではおいしいのではないかと思います。

・・・もし1編成だけ写っている1000系1500番台が通常の1000系であったならば、まるでひと昔前の池上線を見ているかのような雰囲気でした。(※もっとも、1000系の行先表示器がLED化されている時点で厳密には異なりますが。)

東急電鉄 池上線

雪が谷検車区ウォッチングを終えた後は、今度は終点の五反田駅まで一気に乗車。ここでもほんの少しだけ、ホームに入線してくる池上線の車両たちを撮影することにー。

狙いはこの日、池上線と東急多摩川線両線合わせて唯一営業運転に入っている7700系であった7914Fでした。

7914Fの特徴と言えばなんといっても赤と黒の前面が特徴の通称「歌舞伎塗装」ー。

かつては8000系や7600系でも見ることができた、1990年代の東急電鉄を語る上では欠かすことのできないこの個性的な塗装も、この7914Fと7912Fの2編成を残すのみとなってしまいました。

将来的に7000系などの増備が再開されれば当然最古参の7700系が廃車になるでしょうから、この歌舞伎塗装を見られるのも時間の問題でしょうか。・・・自分にとって当たり前だった風景も、油断しているうちにあっという間に見れなくなる時代ですから、時の流れを感じさせますね。


⇒次回へ続く