さて私自身としては初めての機会となった「8000系と中之島駅」を撮影している合間に、中之島駅を発着する通常の定期列車も撮影しました。

京阪 中之島駅

まずは今年3月下旬のダイヤ改正で新たに登場した、13000系4両編成による各駅停車ー。

・・・13000系の4両編成は、現在のダイヤに合わせる形で15本合計60両が用意されまして、京阪本線の大阪方(中之島駅・淀屋橋駅~萱島駅間など)の各駅停車や区間急行を中心に活躍しています。

ざっくり【元6両編成だった編成を4両化したグループ(13031F~13036F)】と、【新造先頭車+元3000系中間車(13870形)の転入や、6両→4両編成化により余剰となった中間車で構成されたグループ(13037F~13045F)】に分けられますが、今回撮影したのは後者にあたる13044Fでした。

特徴的なのは各車両の側面に安全確認用のカメラが設置されていることでしょうか。

・・・今年の秋頃に京阪本線・中之島線でもワンマン運転がはじまることに伴う装備のようですが、宇治線や交野線以外で4両編成が当たり前のように営業列車として走る風景はまだまだ慣れないですね。とりあえず私的には本線=7両 or 8両のイメージが強いので、『4両編成は短いな』という至極当たり前な感想を抱いたのでした(笑)


京阪 7000系・10000系

続きましてはお馴染み?の3ドア+ロングシート車7両編成の車両たち。

この日、中之島駅には約1時間ほど滞在していたのですが、滞在している間は7000系(7004F)や10000系(10002F)が撮影しました。

7000系は4編成中3編成(7001F~7003F)がリニューアル工事を終え活躍しておりまして、GTO-VVVF制御装置を搭載+行先表示器が幕式の編成はこの7004Fを残すのみとなりました。近いうちに入場→リニューアル工事が開始されるでしょうから今の姿を撮影できたのは何よりでした。

・・・それにしても、13000系の4両編成が大量に導入されたことから、7両編成の廃車がかなり発生しているようでして、ネットやSNSなどの情報によれば以下の編成が廃車になっているようです。

・2200系:4編成中2編成(2209F、2211F)
・2400系:5編成中1編成(2453F)
・2600系:4編成中2編成(2633F、2634F)

いずれも【卵型電車】と呼ばれる、昭和時代後半の京阪電車を代表する車両たちばかりですが、上記の編成以外にも休車措置が取られている編成もあるようでして、一気に世代交代が進んだ感がします。

また秋になれば、3000系のプレミアムカー2両化や京阪本線・中之島線でのワンマン運転開始を意識したダイヤ改正が実施される=車両動向にも多少の変化はあろうかと思いますので、引き続き追いかけたいと思います。

京阪 3000系

最後は【大阪・関西万博】期間中限定で設定されております3000系の臨時特急を撮影ー。

・・・3000系といえば中之島線開業と同時にデビューした車両ということで、当時は中之島線を代表するフラッグシップ車両というイメージでしたが、今では8000系と共に看板列車?である【京阪特急】の一角を担う車両として活躍を続けております。

ただ私個人としてはやはり中之島駅で撮影するには3000系が一番しっくりくるような気がします。

※本音を言えば、登場時と同じく快速急行の表示であればさらにしっくり来るのですが(笑)

ということで1時間程度、【大阪・関西万博】期間中の(雰囲気はあまり感じられなかった)中之島駅を発着する列車たちを撮影しまして、次なる場所へと向かうのでしたー。


⇒次回へ続く