京阪8000系 プレミアムカー 模型

パテを盛ってヤスリで削って表面確認の塗装、またパテ盛ってヤスリで削って表面確認・・・の繰り返しを幾度となく繰り返し、ついに自分の中で妥協できるレベルまで達することができました。

・・・実は一度「よっしゃあ、終わったぁっ!」と歓喜の声をあげたあと、車体側面の行先表示器部分を埋めるのを忘れていたことに気づき、地獄の?作業を繰り返すハメになってたりするのですが、なにはともあれ無事に1ドア車体の京阪8000系中間車が出来上がりました。

運転会まで残された時間もとうとう開催当日を迎えてしまいほんのわずか。

とりあえず「やれるとこまでやる!」ということでラストスパートをかけました。

京阪8000系 プレミアムカー  模型

次なる工程は車体の塗装ー。

プレミアムカーはプレスリリースによれば現在の「エレガントサルーン」カラーをまとった京阪8000系の「エレガントレッド」を中心とした色合いとのこと。

しかし私の手元に「エレガントレッド」なるカラーの塗料など存在するはずもなく、また買いに行く時間なども全くないことから、ひとまず「一番近い(であろう)赤を適当に!」ということで、グリーンマックスの鉄道スプレーで旧京阪特急色を塗る際の指定色になっている1番「赤2号」をチョイスー。

塗ってみた感想としては「エレガントレッドかって言うと明らかにそうじゃないけど、ただプレミアムカーのイメージデザインの色合いには結構近いかも。」といった感じで思ったよりは悪くない色でした。

※むしろ実車が登場する前である以上、良し悪しの判断ができないといった方が適切でしょうか。

ともあれ車体の赤を無事塗り終えたので、その次にガラスやクーラーといったパーツを取り付けます。

ちなみにドアを埋めた部分の窓ガラスについては今回のために用意した、もう1両の京阪8000系中間車ボディーのガラスを適度な長さにカット&調整したうえで接着しております。・・・なんとも贅沢な使い方ですが、これが一番間違いなくいいだろうと思ったので、今回ためらいもせず使いました。

京阪8000系  模型 プレミアムカー

さて最後の作業は「エレガントゴールド」で彩られた帯とドア部分の再現ー。

金色についてはこれまた「エレガントゴールド」なるカラーの塗料など手元にあるはずもなく、極めてメジャーな?Mr.カラーの9番「ゴールド(金)」を使用しました。

・・・やはりこれまた実車の金色とは違うと思いますが、とりあえず金色(※塗るのは人生初)に塗っただけでもよし!ということであっさり妥協します。

また、ドア部分については半円状のガラスを綺麗に再現する自信が全くない(というよりそもそも残された時間がなさすぎた)ということで、金色に塗装したプラ板を車体内側から張り付け、まさかのフリーハンドによる塗装で再現(笑)

使用したのはクーラーやドア間ゴムの墨入れで愛用する「ガンダムマーカー スミイレ用ブラック」です。いかにも時間も技術力もなかった中での苦肉の策ではありますが、最低限の特徴は掴んだのではないかと思います。



・・・本来ならこの後プレミアムカーのロゴや文字、号車番号などをデカールなどで作成して貼り付けて完成!なのですが、ここでタイムアップ。ひとまず今回はこれにて「京阪8000系 プレミアムカー(タイプ)」を完成としました。

「8000系きかんしゃトーマス号」に続き、この京阪「プレミアムカー」も生まれて初めてチャレンジすることが多かったので、かなり妥協点の多い作品になってしまっておりますが、タイムリーな話題に即座に対応できただけでも十分満足しています。


・・・完璧な京阪8000系のプレミアムカーの模型は、ぜひマイクロエースを筆頭に?製品化していただいて、それをためらいもなく買うことにする一方で、今回頑張って作ったこのタイプ品も、必要に応じてレストアしたりして、末永く走らせていきたいと思います。


ーおしまいー