マイクロエースから発売されました「京阪800系・新塗装4両セット」-。
今回はもうちょっと細かく製品を見てまいりたいと思います。

京阪800系 模型

ということでまずは実車の写真と比較しつつ先頭車の前面から。

京阪本線系統の「シティコミューター」色とはちょっとだけ異なる(※具体的には前照灯や車番回りのグレー)、800系の新塗装がしっかり再現されています。

また車番やお馴染みの「KEIHAN」ロゴ、そして新塗装化に伴い誕生した京津線のロゴの配置バランス、印刷具合ともにいい感じかと思います。

800系は京阪本線系統の車両と比べて一回り小さいものの、前面のデザイン自体は7200系や9000系、10000系といった車両たちによく似ておりますので、前面だけを見ると新塗装になっても違和感は全くないですね。

※見方によって800系の新塗装に違和感を感じたり、感じなかったりと我ながら難儀な脳みそです(笑)




京阪800系 模型

さてお次は車体の側面。
側面は前面と違って本線系統の塗り分けパターンと違いはありません。

こちらも車体の色はもちろん、「KEIHAN」ロゴ、京津線ロゴ、車いすスペースといった標記類の印刷具合も個人的には全く文句のない仕上がり具合になっています。

特にロゴ類は結構接写しているものの、ご覧のクオリティーですので個人的には「お見事!」だと思います。(少なくとも自宅にある設備の問題だけかもしれませんが、自作のデカールやインレタだとここまでの出来栄えのものは間違いなく作れないので。)

とりあえず塗装と印刷は満足な出来栄えでしたので、この時点で「買ってよかった」と思いました(笑)


京阪800系 模型

お次は屋根回り。

・・・パッと見た感じでは以前発売された800系のセットと特に違いはないように思われます(おそらく実車も新塗装化に伴って目立った改造は行われていないハズ。)が、クーラーやパンタグラフ、ヒューズボックスといった屋根機器はもちろんのこと、クーラーの脇にあるスピーカー(クーラーの周りにある4つの点のようなもの)までしっかり再現されているのはやはりいいですね。

鉄道模型は走らせていると、どうしても上から見下ろす感じになる=屋根に目が行ってしまいがち(私だけ?)なので、個人的には模型で気にしている部分のひとつです。

元々京阪800系の出来栄えはいい(※構造上やむを得ないとはいえ、室内灯を搭載すると車体が透けるといった問題はない訳ではないようですが。)という感想ですので、今回の新塗装セットもその評価が全く変わらなかったので大いに安心しました。

次回は以前購入した800系のセットと比較してみたいと思います。


→次回へ続く