伊豆急8000系クラシックスタイルを作る!③ (2012年11月17日)

今回はようやく車体の組み立てに入ります。
私の従来の作成方法ですと・・・
①greenmaxの鉄道スプレー8番「ステンレスシルバー」でランナーごと塗装
②社紋や車番などのステッカー類を貼り付け
③塩ビ製のガラスを接着
④車体の組み立て→屋根と床下を組み合わせて完成
・・・という流れなのですが伊豆急8000系を作る場合はちょっと違います。

伊豆急8000系は「TA編成」「TB編成」と呼ばれる編成がいるのですが、このうち「TA編成」は、中間車を先頭車化改造した車両が連結されております。
先頭車化改造された車両は側面の運転室部分のコルゲートや、前面の急行灯などがないのが大きな特徴となっております。
ということで伊豆急8000系を作る以上は当然このTA編成も作成することになるので、しっかりと再現してみました。
※といっても作業自体は400番の紙やすりでガリガリと削り、2500番の紙やすりで仕上げるという単純なものです。
結果は写真のとおり。自分なりにはなかなか綺麗に削れたのではないかと思います。
たださらに細かい点を言えばこの先頭車化改造部分はステンレスの表面仕上げが異なっており、
別の色を用いた方がさらにリアリティが増すのですが・・・手元の銀色は1種類しかなかったため今回は見送ることにします。

ということで、可能な限り実車っぽく・・・というコンセプトの元、無事に完成しました。
作業時間は約半日(=12時間)と、久しぶりに未塗装キットを組み立てた+小加工が必要な割には順調にできたと思います。
(※久しぶりといっても十何年も同じキットを作っているのですから頭と手は覚えているようです。)
ということで次回、最後に試運転がてら線路上を走らせてみたいと思います。
―次回へ続く-